農地栽培の実践ー43(サツマイモの放置栽培-連作チャレンジ②ー完)
2025年12月 5日 08:00
サツマイモの放置栽培2期目の収穫を行ったその日のうちにある実験を開始しました、それはサツマイモを収穫したときの蔓の先端をもう一度収穫した場所に埋めて連作できるかどうかというものです。
時期的には9月初旬ですから収穫の目安の100日目だと12月中旬になってしまいますが、少し早めで芋は小さくてもよいので収穫できれば実験成功と考えています、つまり今年は5月中旬に開始したので来年はもう少し早く開始すれば年に2回は回せる計算ができるということです。
ある意味では期待に満ちていたのですが何と伏兵が潜んでいました、それはこの地特有の晩秋の冷え込みです、10月中旬までは順調に育っていたのですが、10月下旬に一気に最低気温が0度近くまで2日間に渡り下がり、結局その冷気のせいで葉が冷凍焼けを起こし真っ黒になってしまいました。
ということで実験は2ヶ月経たずに終了してしまいました、この地でのサツマイモの連作は難しいのかもしれません、来年は温室を創る予定なので温室を使って連作にチャレンジしてみます。
植え付けから1ヶ月半めの状態<10月16日>
この頃までは順調に生育していました
葉が冷凍焼けで真っ黒になってしまったので掘り出してみました<11月8日>
芋と言えるものは出来ておらず根の一部が親指ほどの太さで膨らんでいただけ
1ヶ月早めでしたが結果的に収穫するしかなかったサツマイモ
ほとんど芋になっていないのですが蒸かしたらしっかりサツマイモの味がしました