2023年11月 2日 08:00
「それであれば、事前に電話してくださいよ!」
これは私が新規取引先になるかどうかと検討中の相手会社の営業担当に発した言葉です、この経緯は当社のホームページを見てアクセスしてきたA社、その問い合わせ内容が実に興味深い内容でしたので何とか時間を作って面談することにしました。
A社課長と担当部長が来社しデモを見ながら話は大いに盛り上がりました、そして先方から提案がもたらされ次回は担当役員(事業本部長)とのトップ会談をするということで合意したのです。
何度かのメールのやり取りで当社への来社の日時が決定しました、その予定の日時に何と課長一人で来社してきたのです、「あれ? 一人ですか?」の問いに「実は役員が数日前に倒れてしまいまして、せっかくお約束していたのにすみません」と言うのです。
ということは今日の会議の予定は無くなったわけです、それで冒頭の言葉を私が発したのです。
こちらは忙しい中で時間を何とか作り社員も待機させて待っていたのです、もし予定が変更したのであれば事前に連絡をして欲しいものです、そうすることで別の日時を検討し私もその予定の時間に他のことを入れられるのです、特にその時期は決算など1分1秒も無駄にしたくないという時期でした。
本人曰く「電話で日程変更を通知するのは失礼だと思って・・・」、何か大きな勘違いを起こしているのではないでしょうか?
本当に誠意を見せるとは何か、営業という職業なのだから自身の気持ちではなく相手の気持ちを優先して考えて欲しいものです、これが他者優先の原則です。