2023年8月14日 08:00
聞いてもいない過去やプライベート事そして悪癖や持病などのマイナス要因を自ら話す人、その人のその話にはどれ程の信頼性と価値があるのでしょうか。
この自ら自身の暴露を行う心理ですが、一つの理由は自分を信用してもらおうとする目的が見え隠れします、そしてもう一つがいろいろな意味での自慢がよいところです。
更には弱い部分や失敗談を事前に暴露することで将来のいざというときの逃げの準備をしているのかもしれません、「前に言いましたよね?」という例の三流役者の逃げ口上です。
どんな場合も過去やプライベートのことは自ら進んで話す必要もないし誰も要求してはいません、何故ならこれからのビジネスに何の意味も必要もないからです。
語るべき時に語らない、語る必要がない時に語る、今この瞬間はどんな状況でどんな場なのか、そんな忖度も弁えない人とどうして楽しくビジネスができるでしょうか。
プライベートな空間や状況、そして家族やプライベートな関係者をSNSで公開している人も上記と同様です。
どんな目的や理由があろうが、プライベート空間やプライベート関係者を公開する機密保持&危機意識が無い人は信用するに足りぬ人です。
若い頃から活躍している俳優や芸能人、何十年経ってもプライベートは闇の中でスキャンダルの一つもない人がいます、それが本物のプロ意識というものです。
ビジネスは何時の時代もどの業界でも一事が万事です、些細なことにも細心の注意を払う人に将来を託したいと思うのは至極当然のことです。