2023年5月 1日 08:00
営業や技術部門などにもいろいろな業務があります、第一線で営業したり高性能な商品を開発したり直接的な利益につなげる人もいればそういう人の業務を陰でしっかり支える人もいます。
スポーツの世界で言えば野球は全員4番でピッチャーでしょうか、サッカーは全員センターフォワードでしょうか?
有能なキャッチャーも代打者もいなくては野球の世界では勝つことはできません、ディフェンスやアシストがいなくてはサッカーでは勝つことができません。
営業部門や開発部門の一線で活躍する人をサポートする人もまた、同じように企業成長には重要な人材なのです。
例えば代打でたった1発のホームランで優勝を決めた活躍ならば、この1発のホームランを打った代打者は毎試合出ているレギュラーより報酬を多く受け取ってもおかしくはありません。
同じようにその人の支えがあって営業や開発がスムースに行え利益が出るのであれば、そのサポーターは誰よりも報酬をもらってもおかしくはありません。
要は自分は表面に出る人間なのか、それともそういう人を陰で支え更に利益が出せるようにサポートする人間なのか、自分を自身がどこまで理解しているかということが肝要なのです。
陰の支えあっての利益であれば、そのサポートする人は第一線で活躍する人と同等の報酬をもらって然るべきです、それを正確に評価できる経営者が強い社員を集める経営者といえます。
何事も自分を知ることとそれに合った業務に徹することです、厳しいようですが妙なプライドで中途半端なポジションにいるから何時までも結果が出せないのです。
できない言い訳をいくら言っても納得するのは自分だけであって周囲はまったく納得してないのです、それよりできることを正々堂々と宣言しそれに徹して堂々と報酬をもらう、それが真のプロのプライドというものです。
できない言い訳ほど見苦しいものはありません、真のプロのプライドとはできることで勝負する、妙な「自尊心」ではなく自分にしかできない真の「誇り」を持つことです。