2023年5月26日 08:00
世の中が変わったのか人が変わったのか、本当に最近特に自己保身に走る人が多くなってきたように感じます。
私が若かった頃には「自分の責任で何とかします!」、こういう人が多かったように思います。
しかし商談や契約事でも最近は「私は言ってない」というような人ばかりです、何故そんなに自分の責任ということに拘るのでしょうか?
「面倒だから、全部私が責任取りますので先に進めましょう!」、私はついこんなことを言ってしまうのでその後に社員が大変です。
他方、毎日のようにテレビのニュースで政治家や財界人の「自分は悪くない」という自己保身や自己弁護の言い訳が報道されています、十数年間毎日聞いていたら世の中そうなってもおかしくないだろうとも思います。
政財界であれ芸能スポーツ界であれ、例え内部のミスであろうが外部からの要因であろうが、迷惑をかけたり犠牲者が出たのであれば社会的信用を失うことは確かです。
そのとき、その組織の長が自己保身に走り責任回避するような発言を繰り返していたらどうなるでしょうか?
何故、開口一番「申し訳ありません、全て私の管理監督ミスであります」と言えないのでしょうか?
その後に経緯や今後の処置の具体的方法を発表すべきなのです、自己保身をしたところで何にも良いことはありません、空しさや悲しさだけが漂うだけです。
その場はボロクソに言われようが、自分の置かれた立場をしっかりと考え責任をまっとうしてほしいものです。
その潔い姿勢が結果的に組織をそして組織のメンバーを、更には自分や家族を守ることに繋がるのです。