2023年5月29日 08:00
「プラス思考」というのは意味も根拠もなく単純に前向きな発想です、したがってそこには反省などは存在せず自己成長とは無縁の代物です。
しかし「肯定思考」は違います、まず何故そうなったのかを確認したうえで更にプラス思考で考えるのです。
したがって、そうなった原因を認めたうえでの反省が入ります、この繰り返しによって人間は成長していくのです。
仕事で大きなミスをしたとしましょう、プラス思考は「まあいっか、次は頑張ろう!」となります。
ところが肯定思考だと「俺の説明が悪くてすれ違いが起きたんだな、今回の結果を踏まえて次は頑張るぞ!」というようになります。
まず経緯と原因を認めること、その上でプラス思考で考えるのが肯定思考なのです。
如何なる結果においても必ず原因や根拠があるのです、「何で怒るんだ?」で済まさず相手が怒った原因を省みることです、必ず怒った原因があるのですから。
もし、それが自分にあるとしたら潔く認めて誤ることが肝要です。
「プラス思考」から「肯定思考へ」、これによって今まで苦手だった人が急に尊敬する人に変わるかもしれません。
多くの場合に相手が悪いのではないのです、自分の思考や行動が悪いのです。
思考変われば景色が変わる、景色変われば見える物も見え方も変わってきます。