2022年12月13日 08:00
何年もほとんど売り上げが上がらずもがく人は少なくないのですが、こんな人に多い特徴の一つがこれまでの「行動パターン」を一切変えないということに尽きます。
1年で充分です、そのやり方で上手くいかなければ何年やっても同じことです、でも不思議なことに何故同じことを繰り返しては行動を変えようとしないのでしょうか?
上手くいかなければ普通は方法を変えてやってみるはずです、これは料理人もIT技術者も職人と呼ばれる人たちはカット&トライという「やりながら試行錯誤を繰り返して」はスタイルを変えるやり方で一つの解を早期に導き出すのが常道なのです。
私が一つ思い当たるのが会社員時代が長い人がこの「変えない症候群」に陥りやすいのではないかと思うのです、会社員は長年慣れた業務フローが変わるのを本能的に嫌がります、この癖が染みついてしまったのかもしれません。
そして言い訳も共通していて「自分にはこれしかない」というものですが、稼げるネタが無いなら新しいものを早々に得ればいいのにと思います。
確かに結果が出ないと居ても立ってもいられない精神状態は解ります、それだからといってこれまでのやり方を何度繰り返しても時間とお金が無駄になるだけです。
忙しく動いて人と会ってさえいれば「そのうち何か変わるはず」などというのは精神的な究極の逃げです、そしてそれは幻想や妄想にすぎません、その幻想や妄想に取りつかれたゾンビはいたるところに徘徊しています。
それよりもピンスポットの有効な手段を得て手っ取り早く実行することです、例えば成功している人に頼み込んででも仲間に加えてもらうか、潔く借金してでも顧問に依頼するしかないと思うのです、経営者は結果が出ないお金の垂れ流しを最も恐れなくてはいけません。
僅かなお金を惜しんでこれまでの慣れたやり方に逃げ込んでいては本当に何時まで経っても結果は伴いません、今までやってきた結果が今なのです、今の状況が好ましくないのであれば今すぐにやり方を変え進化を遂げる必要があるのではないでしょうか?
進化の過程が最も心身にきびしいのですが、それはこれまでの苦しい期間に比べたらあっという間です、明るい未来を信じて進化の第一歩を踏み出してほしいと思います。