2022年12月12日 08:00
誰しも良いときと悪いときと繰り返すように起こるものです、ただ悪い状況のときだけ他者を頼ってくるのは考えものです、常日頃からの信頼関係が有って初めて悪いときにも良好なお付き合いができるというものです。
良い状況のときには自身の事だけにお金を使い、悪くなったら協力を求めてきても素直には応じられるものではありません。
多くの人が悪い状況のときには恥ずかしいほどに本性が丸出しになります、小さなお金を出し惜しんでは大きな信用を失っていきます。
困窮すれば心の余裕が無くなるのは仕方ないことです、それでも精いっぱいの誠意をもって事にあたらなければ長年築き上げた信頼など一瞬にして水の泡と消えてしまいます。
「貧しても鈍するな」とは昔の人はよく言ったものです、「お金が無い時ほどお金を出し惜しむな、むしろ積極的に他者に回せ!」は私がよく口にする言葉です。
たったの数万円を出し惜しんで信用を失い、そこまで見えていた明るい未来を棒に振る人も少なくありません。
今のこの瞬間の小さな原因が未来を決めてしまう大きな結果として現れるのです、今のこの瞬間を適当に流す人に希望に満ちた明るい未来など来るはずもありません、どんなに貧しても常に余裕を持って対応しなくてはならないのです。