2022年12月10日 08:00
誰でも認めたくない事実の一つや二つは持っています、私も事業が頂点に達した瞬間に、M&Aにより上場企業の傘下に入るなど予期せぬ不都合な事実は過去に幾らでもあります。
そんな時は人間の本性が出てしまいます。
多くの人は、「事実を認めたくない」という気持ちが引きずり困窮しても軌道修正する決断できない状況に陥ります。
経営者は常に潔く振る舞っていただきたいのです、その潔さが最終的に逆転ホームランで勝利を収めることができるのです。
不都合な事実を認めたがらない経営者の多くは土壇場で他者に責任を押し付け保身に走ります、これでは例え再起できたとしても結果的に人生の敗北者になります。
土壇場での振る舞いのカッコ悪さ、その後は誰もがまた一緒にやろうとは思いません。
経営者であるなら瞬間の事実の善し悪しではなく、起こった事実を潔く受け入れて未来にどう生きるかを考えていただきたいのです。
「成功」とはその瞬間の小さな事実などはどうでもよいのです、人生を通して「成功か否か」と評価されるべきものなのです。