2022年12月 8日 08:00
結果とはどんな事でもプロセスの善し悪しで決まってしまいます、ということはプロセスの状況を観て短期間に軌道修正できれば満足する結果を早期に出すことができるということです。
何時までも思い通りの結果を出せない人はこのプロセスの状況を素直に把握することができないか、もしくは把握していても軌道修正できないかのどちらかということになります。
周りの人を観察していていつも思うのですが、多くの人が50歳前後で自身の軌道修正の特性が固定されているように思います。
軌道修正が遅いか、それ自体をできない人はその後も一向に改善することはありません、そして結果とはこれまでの過程の集大成であり突然現れるものではないのです。
つまり結果が重要だということはそれまでのプロセスの善し悪しですべて決まってしまうと言っても過言ではありません、思ったような結果が出せない人はプロセスの段階で何かが間違っているのです。
常に結果を出す人は極めてプロセスの軌道修正が素早い人です、瞬間的に同時並行で複数事項を修正していきます。
この軌道修正での障害の多くは拘りやプライドです、そして自分の方法が正しいと思い込んでいる固定化した思考にあります、何れにしても自身のことは解らなくても周囲の人は冷静に他者の生き方を評価しているということです、人生そのものが日々軌道修正の是非を問われているのです。
成功する人とはそういう意味ではどんなことでも、どんな時にも些細な拘りやプライドを捨てて結果を予測して瞬間的に軌道修正できる人なのです。
カッコつけて拘りやプライドを通し続けた結果において職を失い一家離散、そしてホームレス、行きつくところは孤独死、これを讃えてくれる人はいるでしょうか?
私がよく言う「結果が重要、結果が全て」とはそういうことなのです、刹那なる時空間でのビジネスの善し悪しだけを指しているのではありません。
更に経営者であれば自身だけではなく、これを社員やパートナーにまで視野を広げて考えなくてはならない事項だと思うのです。