2022年11月27日 08:00
「高き志と覚悟を決めての起業」だと起業する際には皆さん熱い思いがあったに違いありません、ただ残念なことに起業する意味を勘違いしている人がいる現実があります。
「起業は夢実現のゴールではなくスタートである」、夢の実現を考えると起業はゴールではなくスタートに過ぎません、起業してからが本当の起業の意味と覚悟が問われることになるのです。
起業してからは本当の夢実現に向け粛々と各種の準備と有効な活動をしていかなくてはなりません、そしてその結果において自身のやりたいことで事業推進し利益を生んでいかなくてはならないのです。
起業することが目的ではありません、起業は目的達成の為の一つの入口に過ぎません。
起業して社長と呼ばれ、それだけで成功したと思い込み起業する前と同じ生活習慣と行動パターンに始終する人もいます。
それは本物の経営者マインドではありません、運が良くて一時のパフォーマーで終わります、起業したら本物の経営者を目指してほしいものです。
経営者とは資本家です、事務所を構え人を雇い経済循環を興し納税して社会に貢献すること、それが数年間もできないのであれば法人化する意味も必要もないと思います、事務所も構えず一人で稼ぐだけなら実質的にはフリーターと何も変わりません。
起業は人生のお飾りではありません、パフォーマンスに明け暮れ人気者になりたいだけの人や起業事実を別の意味での利益目的に利用している人がいる事実には悲しくなります。
名だけの起業家は、真面目に事業推進し社会に貢献しようとする資本家予備軍の人にとって害になっても利益にならない存在です。