2022年11月26日 08:00
かなり前の話になりますが、2009年7月に申請開始となった「家電エコポイント制度」では2年後の2011年の打ち切り間際には家電量販店は長蛇の列となりました。
同様に、2011年の地上デジタルへの移行の際もアナログ放送終了の1ヶ月前から家電量販店はごった返しの状況でした。
私はこういった政府主導のお得なキャンペーンには、上記以外にも住宅取得減税だのいろいろ有りましたが一切乗らないことにしています。
何故なら、経験上これらのキャンペーンが終了後には対象となった商品やサービスが大暴落するからです。
つまり、エアコンも液晶テレビもキャンペーン中に買って面倒な申請をしてキャッシュバックがあったとしても、その後に大暴落すればキャッシュバックされなくてもトータルでは買い手市場となり安く買えるのです、更にはガラガラの店内でゆっくりと買い物ができます。
メーカーは、キャンペーンが終了すると中身が全く同じ商品を若干のデザイン変更やリモコンを変えるなどで品番を変え定価自体を安くするのです。
何時の時代もみんなと歩調を合わせるマジョリティ(多数派)は損をして、他者の真似をせずに自分の判断で生きるマイノリティ(少数派)は得するようになっているのです。
成功者になりたければ群集心理と政府指導のキャンペーンなどを冷静に見極める必要があります、自身の方法や考えを群集心理や政府の思惑に踊らされずに徹底する、これが成功する経営者マインドであり「みんなと同じことをやらない選択」を潔くできる人が成功するのです。