2022年10月17日 08:00
「パラレルワールド」とは数十年前に量子力学から派生した言葉です、物理学の中で特に「現代物理学」と称される分野は「相対性理論」と「量子力学」の2つです。
これらの2つの理論は宇宙科学の解明や発展に大きく寄与しました、そしてそれぞれの理論を総括した「相対性量子物理学」を確立しようと世界中の物理学者が研究し日々進化し続けている学問でもあります。
原子を構成する原子核(陽子と中性子)と電子は、通常宇宙空間や我々地球などの空気中にもプラズマやニュートリノと呼ばれる状態で自由に存在しています。
これらを研究していくうちに面白い事が判ったのです、それはプラズマやニュートリノは同時に多次元世界に存在するというものです。
例えば実験室に真空状態を作り観察すると何処からか突然表れ、また突然姿を消します、つまり次元ワープとしか言いようの無い結果が出るのです。
この研究から「パラレルワールド」(多次元世界)という言葉が生まれたのです、そして我々人間の行動に関しても「時空」という存在に注目し今では思考の一つとして提唱する学者も現れてきました。
そこで思考で言う「パラレルワールド」とはどのようなものなのでしょうか、例えば今私はパソコンに向かいこの記事を書いています。
この途中で気分転換にコーヒーを飲みに外に出たとします、そうするとおそらくコーヒーを飲みに行かなかった場合の記事とは異なる文章となります、またその後に起こる事象も全く異なるものとなります。
コーヒーを飲みに行って知り合いと会うかも知れません、その知り合いから新たなる情報がもたらされるかも知れません、それによってこの記事は最後まで書かれることなく別の記事になった可能性もあります。
つまり常に我々は取れるべき行動には多くの選択肢が存在し、その中からたった一つだけの選択肢を選んで行動しているわけです。
更に別の行動を選択した場合、他を選択したものとは全く異なる未来が開けてしまうということなのです。
私が事あるごとに「今が重要」、「この瞬間が全て」と言っている根源がこの「パラレルワールド」という思考にも繋がります。
人が一旦行動(言動)すれば大なり小なり必ずその行動に繋がる未来が自動的に開けてしまいます、それが最良の場合もあれば最悪の場合もあり、それを選択した時点で既に決まってしまうのです、つまり因果応報こそ「パラレルワールド」の本質なのです。
さて私はこの記事を最後まで書いてしまいました、この結果開ける未来は如何なるものとなるのでしょうか?