2022年10月18日 08:00
腕立てふせなど簡単な筋肉トレーニングをしてみてください、毎日少しづつ回数が上がっていきます、つまり毎日少しずつでも確実に筋肉が鍛えられていくわけです。
ところがある日を境に急に回数が伸びなくなり、幾らやってもその回数を超えることができないところがあります。
それがその人の身体能力の限界、つまり筋肉トレーニングの臨界点なのです。
しかし、その伸びない状況で限界を感じても最後の力を振り絞ってもう2回ほど頑張ってみてください、するとまた回数が伸び始めるのです。
これは脳が身体を危機から回避するために生まれつき持っている機能の一つで「自己防衛機能」の仕業なのです、普通の人は身体能力の60%、負けず嫌いの頑張りやさんでも70%位のところで筋肉に指令を出さないストッパーが働くのです。
それが最後にもう一回、更にもう一回と頑張ることでストッパーの限界を徐々に上げることができるのです。
精神力も同じことが言えます、思考の限界に達すると脳は思考を停止させます、時にはそれは気を失ったり睡眠を促したり叫ぶなどの感情表現に現れます。
しかしこれもその限界を意識し出してから、更にもう少しの思考を続ければ精神力もドンドン強くなり今まで限界であったプレッシャーに打ち勝つ精神力が身につきます。
何事にも負けない強い精神力を身につけたければ、逃げない・甘えない・諦めない、 この三つを強く意識して鍛えていただきたいと思います。
成功している人とは日々各種の努力を継続させているのです、その結果において成功していると考えることが肝要です。
私自身も身体の衰えは日々自覚できるようになっていくのですが、経営を行っていると逆に精神力は日々強化されていくように感じます、「老いて益々元気」、こう周囲に言われるのも精神的な元気さからだと思うのです。