2022年10月 6日 08:00
健康維持というカテゴリにおいては栄養学的・医学的に過去いろいろ論じられてきました、しかし何が正しいのかは今もなお論じられているのも事実です。
ただ私なりに信じていることがあります、それは代謝機能に関する遺伝子の存在です。
各種の身体機能遺伝子の発見、そしてその研究は近年飛躍的に成果を上げています。
これは、「人によってエネルギー代謝のメカニズムそのものが異なる」、というもので健康維持やダイエットにも繋がる大きな成果です。
エネルギー代謝のメカニズムは大きく分けて脂肪代謝と糖代謝があり、これが人によって代謝バランスが異なるのです。
例えば脂肪代謝の人は脂肪を主なエネルギー源としているため、これらの基となる肉などを許容量摂取しても太りません。
対して糖代謝の人は糖をネルギー源としているため、これらの基となるでんぷんや糖分を許容量摂取しても太りません。
この2つの代謝のバランスによって、人それぞれに摂取する許容量にも違ってくるのです。
同じものを食べても人によっては健康を維持し、人によっては健康を害してくるということが生じてしまいます、科学や医学の進歩は正解と言われている事項が日々変化してくるものです。
ときどき人は「健康に良いから食べなさい」と言います、でも食べたくない物はきっとその人にとっては不要なものである可能性が高いのです。
身体維持に必要である物は美味しく感じる、これは精神的に正常であれば意外と正しい理論なのかもしれません。
何が正しくて何が間違っているのか、情報過多時代に情報に踊らされるよりも情報を遮断してみて自身の身体や心と会話してみる、そんなことも時には必要なのではないかと思います。