2022年9月30日 08:00
芸能界やナイト市場では昼夜問わず挨拶は「おはようございます!」です、しかし何故夜にも関わらず「おはようございます!」という挨拶になったのでしょうか?
物事には必ず理由があります、そしてこれも日本という文化に関する大きな理由がありました。
それは「こんにちは!」、「こんばんは!」という挨拶が、日本の「相手と自分の立場を考えて言葉を変える」という文化に適合せずに変化させることができないからなのです。
「おはようございます!」は元々「おはよう!」です、これが目上の人であれば「おはようございます!」と丁寧語な言い方に変化し、同僚などには「おはよう!」とか、「おはようさん!」とか、「おはよっす」などと相手に合わせて変化をつけることができるのです。
つまり、常に丁寧な挨拶を心がけるということから始まった習慣ということです。
そういうことで特定の業界では昼夜問わず「おはようございます!」という挨拶が一般的になったのです、ただ経営者であれば考えてほしいことがあるのです。
文化承継も理屈も確かに良いのですが、やっぱり昼は「こんにちは!」で夜は「こんばんは!」がしっくりきます。
正しい日本語を残すのも文化だと思います、潮流に流されずに正しいと判断したものだけを行ってほしいものです。