2022年9月 4日 08:00
2008年のリーマンショックを受けて各国の財務担当は慌てました、そしてマスコミも揃って世界金融危機状況を報道しました。
当初は全世界の市民は先行きの不安を募らせました、しかし有識者を中心に次第に意見は一つの方向へ向かうことになりました。
それは「自立せよ!」というものでした、そして日本では1円で法人設立できる法案があっという間に創出されたのです、それが現在の状況に繋がっています。
方や某国は今や家電・自動車・船・情報機器などの輸出に国益のほとんどを頼っています、そこへ来て大幅な為替変動に見舞われました。
更に輸出する代償として輸入も当然多く行わなくてはなりません、それならば輸出に頼ることなく国内消費に力を入れ自国による経済活動を活発化させようという政策を打ち出しています。
この窮地脱出のヒントは国だけではなく、企業も人も同じなのではないでしょうか?
他社が仕掛けたビジネスやサービスに便乗する「パラサイトビジネス」、他者に頼って生きる「パラサイトライフ」、パラサイトとは寄生や依存を意味し自分だけでは生きられないことを言い表しています。
今、それらを捨て自助努力で稼ぐ術を身に着け実行するときではないでしょうか?
企業も人も他者に頼るということは必ずその代償が発生します、代償は何も物質的なものだけではなく環境や精神的なものも含まれます。
この時代を上手く生きるヒントは他者に依存しない「自立」しかありません、起業5年もしたら自立を意識して独自のレールを敷く準備をするのが賢明かと思います、起業10年で完全自立なら成功者と言えるでしょう。
「自立」した大人は互いに常にさわやかな関係を構築できます、それが本当の共存共栄社会を形成し経済循環を興せる立役者になれると思うのです。