2022年8月28日 08:00
価値観の問題で質か量かという選択肢はどのカテゴリーにも存在しています、この価値観の問題は特にSNSを見ていてつくづく思い起こします。
人によっては友達やフォロワーを数千人まで伸ばしている人もいます、しかしその人達の記事に1%未満の人しかアクションを起こしていません。
対して数十名しか友達やフォロワーがいなくても、その人の書き込みに30%を超える人がコメントなどの具体的なアクションを起こしています。
これは「有益性」というカテゴリの問題であり、人間関係は友達やフォロワーの数ではなくて付き合いの質であることが解ります。
その意味で数だけ増やす事に専念している人は何のためにやっているかというと、情報をスプレーしているように見えて結果的にSNSを運営している会社やその情報で利益を得る人達に貢献しているだけとも言えるのです。
もっと言えば最も運営会社にとって歓迎すべき利用価値の高い人と言えます、利用しているつもりで利用されている、この問題はあらゆるところで見られる現象であり極めて面白い結果をもたらします。
成功したいと思うなら何事も活用しても利用されないことが肝要です、結局は本質を見抜く眼力を持っているか否かが問われる事項です。
そして、意味も無く数だけを追っている人はどんな人と繋がっているかなどは見る人が見ればすぐ解ります、だから本当に利益をもたらせてくれる本物の人は寄り付かない可能性が高いのです。
真にビジネスに直結する人はSNS人脈が数千人もいたとしても、時間的や物理的に見てある一定の期間内には10人が限界です、逆に言えばリアルでの付き合いで全ての事項が足りている人はSNSの必要性は無いとも言えます。
厳しいのですがこれが現実です、何時の時代もどの世界でもビジネスを考えるなら数を追うのではなくて質を求めることが肝要かと思います。