2022年7月27日 08:00
私は幼い頃から弱視で小学校時代からメガネをかけても黒板の字も見えないほどでした、更に中学生の頃からは角膜にアレルギーを起こすようになって横からの光が乱反射してとても眩しく感じます。
でもメガネもコンタクトも肌や角膜アレルギーを起こすので使用することができません、したがってほとんどよく見えない状態でずっと裸眼で長い期間過ごしてきました。
小学生の頃からどの授業もノートはほとんど白紙です、全ての授業でノート1冊あれば数年間用が足りました、黒板の字がほとんど見えませんので当然です。
その結果において頭に何でも入れちゃえば良いんだという習慣が付きました、つまり頭がノート代わりなのです。
社会人になってどんどん目は悪くなるばかりです、夜は慣れない場所だと本当に怖いです、溝に落ちたり電柱から飛び出した針金で腕を切ったりすることなどしばしばです。
でも悪い事ばかりではありません、むしろ目が悪いことのほうが都合が良いこともあるのです、それは見なくても良いものを見ないで済むということです。
例えば、女性の吹き出物も男性の肩の上のフケも、ほとんど近距離で話していても見えませんから気になることがありません。
テーブルの埃も多少の汚れも全然気になりません、光の加減かと思っているのです。
そして最大の幸せは夜のライティングです、ちょっとしたネオンも街灯も私にとっては眩しいくらいのイルミネーションなのです。
本来は生活するにもマイナスポイントです、でも考え方や楽しみ方一つでそれはマイナスを消して更に上回るプラスポイントに変わるのです。
きっと私はずっとこのままの状態で光に包まれた眩しい世界を楽しんで生きていくでしょう、高層マンションに住み続けたり事務所を置くのも夜の街明かりを愉しみたいからに他なりません。