2022年7月26日 08:00
昔から、どのようにしてお金を得て暮らしているのか見当もつかない人と出会うことがあります。
名刺こそ会社の代表ですが固定電話番号の記載もなければホームページもない、例えホームページは在っても数年間も更新されていない、記載住所は住所貸しサービス会社のものです。
彼らに共通しているのは過去には自身の会社でビジネスしていた時期もある、短期間に仕事の内容がコロコロ変わっている、主な収入は押し並べていうところのブローカーであり仕事を繋ぐだけの紹介業ということです。
複数の個人や法人らから営業代行という立場で幾らかもらい、それが主な収入となっているようです。
このような人たちとは以前から何人かと契約して仕事をしてもらった事もあるのですが、長くても1年ほどで契約解除となってしまいます。
その理由は、最初の数ヶ月間は契約通りに各種の人脈を紹介されるのですが、紹介されるのはその人と同じようなブローカーやB2Bビジネスにはならないような個人活動家がほとんどで間接的に各種の法人を知っているという程度です。
このような人の口から出る言葉は自身の過去の武勇伝ばかりです、真実なのかどうかも確認しようもない話ばかりです、そして各種の人の名前があがります。
ところで、最近の若い経営者で次から次へとやることと付き合う人を変えている人を見かけることがあります。
その人を見ていてふと過去知りあったブローカーの人たちのことを思い出すのです、というか同じ匂いがするのです。
最近では、こういう人たちが将来のブロカーになっていくのだなと確信を持つようになりました。
石の上にも3年、同じことを苦しくても継続さえしていれば必ずその道で未来が開ける事業や人脈ができる状況になっていくものです。
1年やそこらでコロコロと仕事や商材を変えていては生業も天職も見つかるはずはありません、更にはこのような人についていく人もまた皆無です、したがって何時までも孤軍奮闘状況なのです。
そして成れの果てが、事務所もなく腹心と言える有益な協力者もいない単身ブローカーという職業に集約されていくのでしょう。
余裕ありそうな人に言葉巧みに近づいては目先の収益を無心する、自身の本質がバレて三行半を突き付けられると面白いように共通の捨て台詞を吐くのです、「自分の生活を優先する」、これって何なのでしょうか?
自分の生活を本当に優先してる人は先ずは長期安定の信頼関係を構築することに専念するはずです、そして当面の自身の生活を犠牲にしても他者に与えることを優先するはずです。
信頼関係の第一歩は与え合う関係構築からなのですから、一方的にを貰うだけの姿勢では何時まで経っても信頼関係など構築できるはずもありません。