2022年7月15日 08:00
例えば言葉、人によって凄く心に響く言葉と響かない言葉があります。
例えば文章、人によって凄く心に響く文章と響かない文章があります。
この差は何でしょう?
おそらく、心に素直に気持ちや経験を表現しているか否かの差ではないかと思うのです。
人から借りた言葉を幾ら綺麗に並べても伝わらない、むしろ偽りだと何処かで解ってしまいます。
心に響く文章は文字の一つ一つにその人の存在感がほとばしります、思ったことをただ書きなぐっただけの単純な文章にもかかわらず。
そういえば、人と話しているとその人の家庭での姿や将来の姿が見えてくるときがあります、まるでテレビドラマでも見ているかのように鮮明な映像として浮かんできます。
とても不思議です、そして後から真相が解るのですがそれがいつもズバリと当るので自分でも怖い時があります。
言葉は嘘をつきません、例え良いことを話していてもつい使ってしまうその人の心から発する違和感を感じる言葉、そして話す調子や顔の表情に時系列的な矛盾などが見え隠れします。
人の話は五感プラス心で素直に聞くことです、文章は五感プラス心で素直に読むことです、どんな人でも見えないものが見えてくる瞬間が必ずあるのです。