2022年7月13日 08:00
スポーツの面白さは競技そのものや結果も勿論なのですが、その裏に在る人間ドラマが実にいろいろなことを教えてくれます、一番は「同じ失敗でも意味が全く違う」ということです、
例えばメダルを狙ってミスを極力少なくする為にリスクの多い技から確実な技に代え無難に纏めようとして逆にミスを連発するベテラン選手、対して慣れない大舞台で自分の全てを披露しようと果敢に前人未到のオリジナルな技を繰り出して大きなミスをしてしまう若手選手。
前者の顔は沈み後者の顔は舌を出して苦笑い、私は当然後者の選手に拍手を送りたいし果敢な姿勢に感動すら覚えます。
格闘技では手堅く済まそうとする気持ちは確実に「守り」の姿勢になります、それでメダルを取れるならまだ良いのですがガードする一方で警告を喰らって結局負けてしまう選手もいます。
それよりも元気一杯に攻めの姿勢ではつらつとした動きに歓声が上がります、例え負けても拍手喝采です、どちらが勝者かも判らないくらいです。
正々堂々とした姿、はつらつと競技を楽しむ姿、例えメダルが取れなくても確実にファンは増えます、その支援者に支えられ次のチャンスにはきっと大きな結果も出るでしょう。
結果的にメダル以上の「大切なもの」を手に入れられるのです、同様に人生は失敗の連続」です、しかし同じ失敗でも次に繋がる失敗は清々しいのです。
「潔い失敗」は支援者が自然に集い、それはある意味の「人生の成功者」でもあるのです。
「大輪の花の種」をすべての人は持って生まれてきます、でもその存在を忘れてしまったり欲望によって別の何かと交換してしまったり育て方を間違えて腐らせてしまう人がいます、悲しきかなこれが現実なのです。
まだ自分は大輪の花の種を持っていると信じているなら、上手に育てる方法を知っている人に早期に出会い徹底的に学びとることです。