2022年7月12日 08:00
私は昔からブログへの記事投稿は予約投稿を基本としています、その理由は常に自分のノルマとしている「毎日記事投稿」を意識したくないからに他なりません。
もしも、予約投稿無しで「毎日記事投稿」を実現しようとしたら、多い年では数十回も国内外の出張があったし夜の会食やお付き合いは毎日のようにあるので精神的にリラックスできなくなるという理由からです。
そして行動をカモフラージュできるところも利点です、若い経営者は出張やプライベートを表示しては満足しているようですが、できれば経営者は取引先やクライアントの目をもっと気にした方がよいです。
人は何を知って何を考えるか解りません、個人経営で個人相手のビジネスしている人でも過去の表示がいつ仇になるかも解りません。
例えば支払いや納期を伸ばしてきたと思ったら家族旅行に行っていた、これを後で知られたら不要な不信感を持たれてしまいます。
また他の事業を、こちらの事業よりも優先しているなどと思われたらそれこそ信頼関係にも影響してきます。
特に、支払いやお金を無心した後のプライベート表示は人として行為そのものが間違っています。
それらを解決してくれる予約投稿は実に優れた機能でもあるのですが、幾つかの不都合も出てくることもあります。
その一つは時間的な勘違いです、例えば私は週一特番としているカテゴリは週末にまとめて幾つも書いているので気が付いたら既に1年以上先まで予約投稿で埋まっています。
これが原因なのか、時々ふと「あれ、そろそろ決算?」というような妙な時間錯誤が起こるときがあります。
もう一つはほとんどのカテゴリで数ヶ月ほど先まで予約投稿しているので、その時点で起きた事項とシンクロしていると「これ、オレの事?」というような思わぬ誤解を生むことも多々あります。
これが面白いようにシンクロするので自分でも驚きます、まあ未来思考での意識がその時点で記事を書いているので無理もないのですが、ある意味で予約投稿ブログは先読みの思考や未来予測を強化しているのではないかと思うこともあります。
そして精神的にステイディに振る舞える強さが身についてきます、人間は精神的なムラが出るのは当たり前です、でも嫌おうがなしに予約投稿で記事が上がります。
時にはその時点での精神状態と釣り合わない記事もあるわけです、でもそれを受け入れることで現実から逃げることなく自身の問題として思考する姿勢が身についてくるのです。
たかがブログされどブログ、あらゆる面で経営者がブログを書き続ける意味は時間を経るごとに大きな存在になってきます。
そのうち遺言に近いことをブログで書いていくのかも知れません、少なくても門下生は毎日のように読んでくれているようですから。
ブログで私が隠居後にそれぞれが何をするのがベストなのか、語れば24時間でも足りない事が長い時間をかけて指導して行けるのもブログのありがたさかもしれません。