2022年7月11日 08:00
何かを測る道具、ものさし・ゲージ・スケール等々ありますが、人間の評価に対しても「ものさし」という言葉が良く使われます。
ところで、自分の成長度合いや能力などの比較評価を行う場合には何を基準に測れば良いのでしょうか?
例えば他者を比較対照として自分を測ったとしてみましょう、この場合は「自分はあの人より劣っている」とか「自分はあの人より勝っている」などとなるわけです。
他者と比較して劣っている場合は、「あのような人になれるように頑張ろう」と思えれば良いのですが、場合によっては「あの人にも負けてしまう自分は何て駄目なんだ」と逆に落ち込んでしまうこともあります。
逆に勝っている場合は、「この状況を継続し更に成長しよう」と思えれば良いのですが、場合によっては「まあ、この状況ならちょっと手を抜いても大丈夫だろう、まだあの人には勝てる」と慢心して成長が止まってしまうこともあります。
何れにしても、他者との比較は比較対照によって受ける印象が大きく異なり正確でないばかりかリスクも伴います。
あくまでも比較対照は自分自身であって欲しいものです、1日前・1週間前・1ヶ月前・1年前に比べてどれだけ成長したか、何を学んだかどんな経験や能力を習得できたかが重要なのです。
自分自身を「ものさし」にすれば正確に成長度合いが測れるのです、結果的に向上心が常に継続し成長も継続的になされるのです。
成功者とは、常に自分のペースを保ち他者がどうであれ他者のペースに翻弄されることもなく粛々と計画を実行していける人です。
マイペース・マイスタイル・マイポジション、自分をしっかり把握して生きている人は最強です。