2025年3月24日 11:00
ハートの形の葉が可愛らしいカタバミは世界中に自生する多年性の植物で、非常に種類が多く350種類ほどあると言われています。
アカカタバミ・アマミカタバミ・イモカタバミ(フシネハナカタバミ)・オオキバナカタバミなどなど・・
日本でも全国に分布しているので誰もが道端で見かける野草でしょう。
日本古来のカタバミは6種ほどです。
確認されているだけで外来種のカタバミは7種ほどあるといわれています。
カタバミはクローバーとよく間違えられやすいです。
「ももいろクローバーZ」は、正確には「ももいろカタバミZ」だ!!なんていう話題もずいぶんと前に話題になっていたのを思い出します。
見分け方としては、クローバーの葉は丸くてには白色の線が入ります。
カタバミはハート形の葉が3枚バランスのとれた綺麗なフォルムをしています。
また夜になると葉を閉じるのですが、カタバミは外側に、クローバーは内側に葉を閉じますので面白いです。
こちらはアカカタバミを夜撮影したもの。
外側に閉じているのがわかります。
下の写真はタネの入った実です。
この実の部分に触れると、その刺激で中の種があちこちにはじけ飛びます!
わたしはうっかり触って目のなかに入ってしまったことがあります(すぐに洗い流して取れました)!
このように、カタバミの強い生命力と繁殖力は、カタバミのように家がいつまでも絶えず続いていくという願いを込めて家紋としてよく使われ、日本の五大家紋の一つとなっています。
(家紋イメージ ※WEBより引用)
カタバミのお味ですが、レモンのような酸味を楽しめます!
サラダで食べたり、料理や豆腐、納豆などのトッピングとして乗せて食べています。
ちなみにこちらはさっと湯通ししてみたのですが、一瞬で柔らかく溶けるようにボロボロになりました、とても不思議です。
葉が溶けることから、ヨーロッパの各地では昔から砂糖で煮詰めてカタバミジャムを作ってパンにつけて食べるのだそうです。
大量のカタバミも茹でると溶けだしてちょっとになってしまうのが少し悲しいですね(笑)
この湯引きも酸っぱくて大好きです。
この酸味と柔らかさを生かして何かのソースみたいに食したらおいしそうですが、大量のカタバミさんが必要なので少したいへんかな、と。
ちょっと考え中です!
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