2025年1月22日 11:00
地方拠点への出張の際、地元の猟友会の方からいただいたシカ肉(約5kg)のジビエを新年会で美味しく堪能させていただきました!
細かい筋膜や筋などが張りめぐされているため、代表が丁寧に処理してくださいました。
スルスル剥がすことはできないため、本当に労力のかかる作業で数時間立ちっぱなしでした!
筋膜や筋などがあるとゴリゴリとして噛み切れず食感も味も落ちるのですが、あまりにもたいへんな作業のため通常取り除くことはしないそうです、ちなみに猟師さんたちにどのようにして食べるのか伺ったところそのままぶつ切りにしてお鍋などで食べるとおっしゃっていました!ものすごくきれいなお肉です。
くさみがまったくなく、この状態でお肉のにおいを確かめると、馬刺しのような?マトンのような?香りがします!↓ちなみに取り除いた組織のほんの一部。
台所のディスペンサーに入れてもまったく細かくなりませんでした。
食べても問題ないものですが、やはりこれだけ噛み切れない組織が入っているのといないのとでは味に大きな違いがでそうです!
こちらはニンニク、ショウガ、黒コショウ、だしで煮込んだものです!
猟師さんから伺っていたとおり、シカ肉はまったくくさみがなく、これまで食べたことのあるお肉(牛、豚、鶏、馬、羊)のなかで一番美味しかったです!!
しっかりと筋膜などの組織を取り除いていただいたので、とても柔らかくしっとりふっくらしていました。
↓こちらは薬膳鍋!
スライスしたショウガとニンニク、塩、香りづけの醤油を入れ煮込みます。
中国では有名なスパイスの五香粉(八角、クローブ、シナモン、コリアンダー、山椒)も加えています。
このときに、一緒に茹で卵を入れると、美味しい煮卵もできます。
ダイコンもとろとろになって美味しいのでおすすめです。
肉が柔らかくなるまで煮込んだら火を止め冷まします。
この冷ます過程で味がこなれて美味しくなります!
他のお肉ですと、冷めると表面に白い油が固まったりしますが、シカ肉はまったくそれがなくびっくりしました!
新年会の翌日以降も、何日もお鍋を楽しむことができました。
猟師さんに狩っていただいた、しかもはじめての鹿肉をいただけるという貴重な経験ができ、本当にありがたく素敵な一年のスタートとなりました!
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