2024年4月11日 11:00
事業で食用タンポポと関わっていますので、いろいろな料理を試しながら食してきました。
その結果、食用タンポポと相性が最も良いと思ったのが、卵です!
(食用タンポポを食す記事は「たんぽぽ普及協会」ブログでご紹介しています。)
食用タンポポが卵と相性が良いなら、他の野草も合うはず、ということで卵とじにしてみました。
本日はオニタビラコ。
前回のタビラコ(コオニタビラコ)も今回のオニタビラコも、キク科の花で同じタビラコの名はついていますが、厳密にはオニタビラコはタビラコ(コオニタビラコ)とは属が違い別属の花になります。
植物って複雑で難しいですね。
タビラコ(コオニタビラコ)の葉が無毛であるのに対し、オニタビラコは短毛が生え、茎も大きく立ち上がり全体像が大きいのでオニタビラコの名が付けられています。
散歩道でもよく目立つのはこのオニタビラコなので、誰もが見かけたことのある野草でしょう。
またタビラコ(コオニタビラコ)と比べ葉も大きいので、調理や試食するにも良いかもしれません。
こんなに大きいオニタビラコを摘んできました!
なんと75cm!!
野草はちょっと見ない間にあっという間に大きくなります!
あまり大きく成長しすぎると、茎は下の立派な部分は硬く食べられませんので、無理せず上の柔らかい部分にしましょう。
まずは水洗い。
根は抜いていませんので、土もなく汚れは落としやすいです。
あとは通常通りに卵とじを作ります。
軽く炒めて、カツオ出汁・ミリン・醤油で味付けをします。
卵で閉じたら、フライパンに出てきた水分もしっかり卵に吸収させます。
あっという間に完成です!
こちらは別の日。
味の相性が良さそうなニラも少々加えました!
今回ちょっとオムレツ風にしてみましたが、具が多すぎましたね・・。
オニタビラコの祖先はタンポポです、タンポポの卵とじが美味しいだけあって、オニタビラコも期待通りの美味しさでした!
苦みは多少ありますがとにかくクセがなく、本当に野菜として食べられてもおかしくない美味しい野草です!
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