2025年3月10日 07:00
本丸には農地部分があり現在果樹園になっています、果樹園には梅9本と栗3本に加えて大きな柿の木があり他にも各種の果樹が植わっています、1年以上手入れをしてないと思われるので今春にも強剪定すれば来年から徐々に収穫できると思います。
ただ農地購入の目的で創設した農業法人では果実栽培を行う計画は一切無く、どちらかというと野菜や果実を作って売るという生産農家ではなくガーデニングや家庭園芸用の素材としての庭木や樹木苗木などを育成して園芸店に一括販売するB2B園芸農家を目指しています。
したがって現在の果樹はそういう意味では不要となりますので何れは伐採しようと思うのですが、いろいろと調査して思考すると生かせないことも無いことが解りました、それは接ぎ木用の親木として利用する方法です。
現在の果樹の多くの苗木は病気や寒さに強い樹木に接ぎ木をしてそれを育てて出荷します、その意味では梅は元気な小枝をまず挿し木で親木を増やしその親木が育ったら地上10Cmでぱっつんと切りそこに別に育てたアンズやプラムの小枝を接ぎ木すれば病気や寒さに強い果樹苗木として立派に販売できるようになります。
そんなことを考えていると各種の楽しい実験や研究ができオリジナルの新種を生み出すことも可能となります、そういった園芸農家も日本には少なからずも存在しています、収穫した野菜や果実を売る農家ではなく研究開発型の売らない農家、これが最も私らしいやり方だと思いますしこれまでずっとビジネススタイルはB2Bに拘っていた私が行う農業ビジネスだと思うのです。
さてそんなわけで今後隣接する農地をどんどん購入して拡大させていきたいと思います、何故なら本格的な園芸農家ともなれば従業員を雇い毎年数万鉢は出荷しないと興した意味を成しません。
その意味では何れは温室やビニールハウスも必要になりますので広大な農地が必要になります、好きなことを遠慮なくできる空間に果樹園というこれまでに経験したことのないカテゴリが加わったわけで新たにやりたいことがまたぞろ芽生えてきた今日この頃なのです。