2022年11月25日 07:00
10年ほど前のこと会社経営している友人が新社をシンガポールに設立したのをきっかけに自宅も国境をまたいでマレーシアに構えました、シンガポールとマレーシアは橋を渡れば互いに行き来が自由にできます、こういった人は結構多いと聞きます。
また私の20年来のIT系パートナーは家族でマレーシアの首都クアラルンプールにやはり10年ほど前から住んでいます、その後も継続的にリモートで各種の仕事を行ってもらっています、近年日本を脱出しマレーシアに住む人が後を絶ちません、そんな人が世界中から押し寄せてマレーシアのシンガポール国境周辺は地価が急上昇しているそうです。
日本人には共有の芝生の庭とプール付きの小規模マンションが人気で掃除や食事を行うハウスキーパーや運転手を雇っても家族全員の一カ月の生活費は20万円ほどで済みます、同じ所得であればマレーシアでは日本の数倍の贅沢な生活ができるのです、しかも外貨であればどれほど稼いでも国内の税金はゼロです。
一時期はタックスヘイブンでも有名になったマレーシア、地震などの災害は少なくお隣シンガポールは世界有数の特許や金融の情報拠点でありグローバル企業のデーターセンターのほとんどがシンガポールに置かれています、シンガポールは世界有数の企業の支社が置かれまさに東西をつなぐグローバル国家として有名です。
マレーシアは常夏の地で今世界中から再注目されている熱い地域なのです、そしてマレーシアの85%の人が「日本が好き」というトップレベルの親日国家であり若い世代ではほぼ全員が親日と言っても過言ではありません。
また日本との時差は僅か1時間です、日本人にとっては非常に暮らしやすい国だと言えるでしょう、特に先の震災後はリスクヘッジも後押しして高い税金を払わされる所得の高い人ほどマレーシアへ移住しています、マレーシアに住んで時差1時間の日本相手にビジネスするというのは一つの選択肢かもしれません。
もう一つ、私の関心は冬夏季節が逆転するオーストラリアです、春から秋は日本で過ごし秋から春先はオーストラリアで過ごす、時差も僅かなトップレベルの親日国家オーストラリアも海外生活の選択肢の一つです、生涯日本で暮らすローカル人生も良いのですが老後に日本と海外を行き来するグローバル人生もまた一つの理想郷に加えるべく選択肢かもしれません。