宇宙万物の全ての存在は「波」を持っています、逆の言い方をすると全ての存在は「波」の動きをしています。
例えばそこに落ちている石、止まっていて何も動いていないように思います。
でも宇宙レベルの視野で見るとしっかり「波」の動きをしているのです、人間は石と同じ波で動いているので固定していると錯覚しているのです。
地球は太陽の周りを周っています、そして太陽は天の川銀河の周りを周っています、そして銀河もまた宇宙の中心に対して回っています。
更には、月・太陽・太陽系惑星の引力の関係で微振動しています。
これを線形に表すと、「Sin波」が幾つも重なった合成された「波」の運動をしているのです。
つまり、宇宙には止まっている物は何一つありません。
生命体は更に自分自身の中に「波」を持っています、「生命の波」とは呼吸であり、心拍であり脳波などです。
また、これらの「生体波=バイオリズム」とは別に「運命リズム」と呼ばれる一つの「波」があるのです。
さて、運勢でいうリズム=「波」とは何でしょう?
例えば電気製品など身の回りの物、何かが壊れると連続していろいろなものが次から次へと壊れていきます。
それから信号機、一度赤に引っかかると継続的に引っかかるようになります。
これらの現象はどう説明したらいいでしょう?
偶然でしょうか、それともそういう「サイクル」にハマったからでしょうか?
そうです答えは「サイクル」です、これを物理学では「周期」と呼びます、またこれを研究している専門の物理学者もいてこれらの現象を「不変性の法則」と呼び、一つの物理学のカテゴリともなっています。
そしてこの「周期」もまた、すべてが「波」の形で表すことができるのです。
人間もそう、常に安定した穏やかな状況はないですね?
時にはイライラする時期が続いたと思ったら、今度は細かいことが気にならない時期が続いてウキウキします、これも一つの「心のサイクル」なのです。
この「心のサイクル」つまり、これを「運命波学」では「運勢リズム」と呼び日々解明・検証しているのです。
「調査・研究は原点に戻れ!」ということで、「五行思想」を再確認していました。
ここで、一つ「五臓五腑」に目が行きました。
地球で最も進化した生命体である霊長類ヒトの臓器もなんとなく「4+2=6」の符号に合っていそうです。
「五行思想」で言う「五臓五腑」とは以下の通りです。
・五臓
木=肝臓
火=心臓
土=脾臓
金=肺臓
水=腎臓
・五腑
木=胆嚢
火=小腸
土=胃
金=大腸
水=膀胱
「五臓六腑」の六腑のもう一つは「三焦」と呼ばれるもので、他の臓器の補助的な機能や臓器の総称です。
例えば、食道・十二指腸・横隔膜・胆管・尿道・副腎など他の主な臓器への経路や補完などを行う機能を司ります。
ここで、五臓五腑の「土」に注目します。
五臓も五腑も「土」に当てはめているものは、無くても生命維持には大きな障害となりません、脾臓はある年齢からほとんど必要としません。
これは血液などを作る臓器ですが、本来脊髄がそれを行っています、脾臓は脊髄が痛んだときの為の補助臓器です。
また、六腑の「胃」、「三焦」も同様です、実際胃や十二指腸などの無い人は沢山居ますから。
更に実は「五臓」ではなく「膵臓」が抜けていますね、そうです本来なら「六臓」が必要なのです。
何故「膵臓」が抜けたかは判りません、おそらく「五~六~」というような語呂合わせかと思います。
結論ですが、「六臓」は「肝臓・心臓・肺臓・腎臓」という構成要素4と「脾臓・膵臓」という補助要素2であると言えます。
「六腑」は「胆嚢・小腸・大腸・膀胱」という構成要素4と「胃・三焦」という補助要素2であると言えます。
「五臓六腑」=「六臓六腑」もまた「4+2=6」の符号と見事に一致していました。
「4+2=6」の符号と色との一致について、「五行思想」を元に一つ重要な事項を説明するのを忘れていました。
「五行思想」では「木・火・土・金・水」=「青・赤・黄・白・黒」としています。
また、「改訂五行思想」(後の「運命波学」)としては「木・火・土1・金・水・土2」=「緑・赤・黒・黄・青・白」と各種の検証結果から導き出し決定しています。
その理由と根拠を正確にお伝えしなければなりません。
「五行思想」の色配置ですが、これは陰陽によって分けられています。
例えばこういう図式です、「赤・青」を陽、「白・黒」を陰、更に「赤」を陽、青を陰、白を陽、黒を陰と陰陽の組み合わせによって分けているのです。
つまり、赤=陽陽、青=陽陰、白=陰陽、黒=陰陰となります、これが「4柱」と称しています。
中央の「黄」ですが、これはその時代には例え学問であっても使ってはならないという皇帝の色です。
おそらく、中央(世界の中心)に位置させるということで皇帝を説得して、中央に「黄」を置いたものと推測しています。
もう一つ、その時代中国も日本(中国より色という要素が伝来する)も色は「赤・青・白・黒」の4色しか言葉として認められていませんでした。
その為にこの4色のみ「~い」という表現で修飾できるのです。
例えば「赤いチューリップ、青い旗」のように、この4色以外は「~の」または「~色の」というように表現しなければ文章が成り立ちません。
そういう歴史背景により、「五行思想」では上述の色と配置となったと推測しています。
では「改訂五行思想」(後の「運命波学」)としては、各種の検証を通してどう考えたのか?
まず、「赤・青」が」陽とするなら、科学的に本当の反転(陰)の色とは何色だかご存知でしょうか?
これはそれぞれ、「緑・黄」なのです、つまり「赤・青」が陽なら、「緑・黄」は陰となります、また白が陽なら黒は陰(白の反転)です。
ここで、反転というのは色細胞の位置を反転させることを言います、「赤緑色盲症」はまさに赤と緑、青と黄が反転して区別が付かない症状です、これをみても解ると思います。
これを元に「五行思想」と同じように配列していくと先述した配列となるのです。
これも、思いつきで配置したのではなく「五行思想」を充分に理解と尊敬をしつつ、6元素という新たなる考えを科学的に分析し、偉大なる「五行思想」と「陰陽思想」を尊び継承した結果の配置であるということなのです。
前回に続き「色」を検証します。
「色」に果たして「4+2=6」の符号が一致するかですが、何となく「赤・黄・緑・青」が構成要素の4色と言えそうです、確実な根拠を得るべく更に厳密に調べてみました。
ここで、面白い資料を見つけました。
人間の視覚神経は進化によって退化し、元々「4色認識」だったのが「3色認識」になったというものです。
魚類や鳥類、爬虫類には「4色認識」をしているものが既に見つかっております、これに対して哺乳類は「2色認識」もしくは「3色認識」なのです。
これは、色認識は実は生きていく為にそれほど重要ではなく、それ以上にむしろ捕食する為に「動体視力」を伸ばす方向に哺乳類は進化し、その結果「色認識」能力が退化したと考えられなくもありません。
進化を研究するうちに、猿や人間においては一度「2色認識」に退化した「色認識」能力が再度復活し、その結果「3色認識」になったと推論付けされているのもあります。
もう一つ、それを裏付ける検証データとして、人間の色に関する心理学を研究する機関によると、人間の色による心理的作用を分類すると、なんと「赤・黄・緑・青」の4色に見事に分類されるのです。
つまり、進化の過程で「黄色認識細胞」がなくなってしまった今でも人間のDNAによる記憶はしっかりと「黄」を意識しているということです。
この結果「改訂五行思想」(後の「運命波学」)では、科学的根拠によって色は次のように分類することにしました。
「赤・黄・緑・青」の4色は構成要素、「白・黒」は補助要素。
したがって、これも構成要素4+補助要素2=6元素に見事に一致していました。
更に、分類で言えば「五行思想」の「木・火・土・金・水」=「青・赤・黄・白・黒」の配列は大変矛盾していることにも気が付きました。
「改訂五行思想」では、この矛盾を改訂して以下のように修正しています。
「木・火・土1・金・水・土2」=「緑・赤・黒・黄・青・白」が正しいと考えます。
何故なら、土1と土2は補助要素でなくてはならないからです。
この仮説を裏付ける根拠の一つに、「五行」から進化した色と方位の学問「風水」でも同様の色構成の修正が見られます。
ご存知「風水」の基本4色は「赤・黄・緑・青」であり「白・黒」を含みません、これも「運命波学」の基本4と補助2に一致しています。
今回の色では、光のスペクトラム分析・色の三原色(光、印刷)・心理学・風水など、各種カテゴリーから多くのデータを分析・検証して最終結論を出しています。
どの方面から検証しても、全て同様の見事な一致を見て正直驚きを隠せません。
「4+2=6」元素による「改訂五行思想」(後の「運命波学」)ですが、この符号を元に調査・検証の結果、生命の基本であるDNAと栄養素は見事に一致していました。
そこで、基本的なことを忘れていることに気が付きました。
「五行」と言えば「色」です、五行では「木・火・土・金・水」に対して、それぞれ「青・赤・黄・白・黒」を割り当てています。
これらの色を科学的に分割すると、青・赤・黄は光の波長による色彩であり、色の構成要素となります。
また、白・黒は全ての波長の光の「反射」(白)と、同じく「吸収」(黒)という要素の色です、したがって補助要素と言えます。
従って、「五行思想」の色は「構成要素3+補助要素2」となります。
では、「改訂五行思想」(「運命波学」)を考えた場合、残りの構成要素であるもう一つの色とは何色なのでしょうかか?
皆さんの頭にはきっと「緑」が浮かんでいると思います、私も「緑」だとして検証してみました。
あくまでも、思い付きでは駄目なのです、「学問j」と言えるのであれば科学的な根拠を見出さなければなりません。
まず、「色の三原色」を調べます。
光として直接目に入る場合の三原色はテレビやデジタルカメラの映像素子、そして人間の色彩細胞も「赤・緑・青」の3色です。
黄色は赤と緑によって合成で生まれます。
また、インクや絵の具など白い紙などの媒体に塗った場合は、光は反射して間接的に目に入ります。
この場合は、上記の「三原色」とは異なり、「赤・黄・青」の3色になります。
ここで「原色」の定義は、他のどの色を混ぜても生まれない色と言うことです。
と言うことは、直接の場合の光の三原色の「黄」、インクや絵の具での間接の場合の「緑」は、それぞれ合成で生まれるので原色では無いとされているのです。
では、「五行」の「黄」は間接視覚によるものなのでしょうか?
科学的検証として、色分布の光の中心波長(一つの波の長さ)を調べてみました。
・赤=700nm(ナノミリメートル)
・黄=600nm
・緑=520nm
・青=460nm
と、以上のように緑と赤の間にはかなりの差があることが判ります、そこを黄が埋めるように存在しています。
実際にテレビやLED(発光素子)などでは赤・緑・青の3色による発色では綺麗な黄色は出すことが難しいようで、オレンジもしくは青みがかかってしまいます。