地球には、いろいろな天体からの影響による「波」があるわけですが、この中で特に大きな影響を及ぼす「波」は2つあります。
一つは「木星」です、「木星」は地球のはるか外側を回っています、つまり地球は太陽と「木星」に挟まれています。
さらに、「木星」のその質量は太陽系惑星中最大で、なんと地球のはるかかなたに在りがら地球の数倍の引力を太陽に与えます。
この引力の大きさは太陽を一個分動かすほどなのです。
さて、この「木星」の大きな引力という力で太陽は「木星」の方向に引っ張られます、そして地球はその間を回る為に、地球が「木星」と太陽の間に来たとき地球に太陽が近くなるのです。
その結果、その位置のとき地球は暑くなります、また逆に「木星」と反対側に地球が存在するときは寒くなります、これが年によって暖冬や冷夏をもたらす大きな要因となっています。
科学者の多くは、地球温暖化はCO2の影響ではなく天体の影響だと考えています。
例えば太陽黒点などで知られる22年周期の太陽の活動期、そしてこの「木星」との位置との関係、これらが組み合わさって引き起こされているのだと推論付けしています。
勿論、私もこの推論を支持する一人でもあります。
ちなみに、地球上に存在するCO2の大気中に含まれる割合はどのくらいか知っていますか?
答えは、僅か0.04%に満たないのです。
その僅かなCO2の殆どが海や陸に存在している生物が発生させています、工場からのCO2発生などは殆ど誤差の範囲なのです。
では何故、CO2削減を叫ぶのでしょうか?
はっきりとは申し上げられませんが、科学とは別の次元の何かの思惑が働いていると考えるのが科学的な見解だと思います。
地球に限定するとどんな「波」があるでしょう?
一つは太陽を回る「波」です、地球は1年で太陽を一周します。
でも同じ1月1日であっても昨年の場所とは違います、これは何故でしょうか?
天文学を学んでいる人はすぐ解ると思いますが、太陽も実は銀河の中心に対して回っています、また銀河も宇宙の中心に対して回っています。
ですから、二度と同じ場所に戻ることはないのです。
つまり、この軌跡を図で描くとなんとバネを伸ばしてそれを横から見たように「波」の形になるのです。
そして、もうひとつ月の引力で細かく振動します、この振動も「波」の形になります、また木星の引力の影響も受けて微振動します、これは12年周期の大きな「波」です。
木星の12年の「波」、地球の公転と月の公転による1年の「波」、地球の自転による1日の「波」、これらの「波」の合成された複雑な「波」模様を描きながら地球は常に動いているのです。
地球がこのような「波」の運動をしているということは、その地球に生息する生命体にも当然大きな影響があるのです。
宇宙万物の全ての存在は「波」を持っています、逆の言い方をすると全ての存在は「波」の動きをしています。
例えばそこに落ちている石、止まっていて何も動いていないように思います。
でも宇宙レベルの視野で見るとしっかり「波」の動きをしているのです、人間は石と同じ波で動いているので固定していると錯覚しているのです。
地球は太陽の周りを周っています、そして太陽は天の川銀河の周りを周っています、そして銀河もまた宇宙の中心に対して回っています。
更には、月・太陽・太陽系惑星の引力の関係で微振動しています。
これを線形に表すと、「Sin波」が幾つも重なった合成された「波」の運動をしているのです。
つまり、宇宙には止まっている物は何一つありません。
生命体は更に自分自身の中に「波」を持っています、「生命の波」とは呼吸であり、心拍であり脳波などです。
また、これらの「生体波=バイオリズム」とは別に「運命リズム」と呼ばれる一つの「波」があるのです。
さて、運勢でいうリズム=「波」とは何でしょう?
例えば電気製品など身の回りの物、何かが壊れると連続していろいろなものが次から次へと壊れていきます。
それから信号機、一度赤に引っかかると継続的に引っかかるようになります。
これらの現象はどう説明したらいいでしょう?
偶然でしょうか、それともそういう「サイクル」にハマったからでしょうか?
そうです答えは「サイクル」です、これを物理学では「周期」と呼びます、またこれを研究している専門の物理学者もいてこれらの現象を「不変性の法則」と呼び、一つの物理学のカテゴリともなっています。
そしてこの「周期」もまた、すべてが「波」の形で表すことができるのです。
人間もそう、常に安定した穏やかな状況はないですね?
時にはイライラする時期が続いたと思ったら、今度は細かいことが気にならない時期が続いてウキウキします、これも一つの「心のサイクル」なのです。
この「心のサイクル」つまり、これを「運命波学」では「運勢リズム」と呼び日々解明・検証しているのです。
「調査・研究は原点に戻れ!」ということで、「五行思想」を再確認していました。
ここで、一つ「五臓五腑」に目が行きました。
地球で最も進化した生命体である霊長類ヒトの臓器もなんとなく「4+2=6」の符号に合っていそうです。
「五行思想」で言う「五臓五腑」とは以下の通りです。
・五臓
木=肝臓
火=心臓
土=脾臓
金=肺臓
水=腎臓
・五腑
木=胆嚢
火=小腸
土=胃
金=大腸
水=膀胱
「五臓六腑」の六腑のもう一つは「三焦」と呼ばれるもので、他の臓器の補助的な機能や臓器の総称です。
例えば、食道・十二指腸・横隔膜・胆管・尿道・副腎など他の主な臓器への経路や補完などを行う機能を司ります。
ここで、五臓五腑の「土」に注目します。
五臓も五腑も「土」に当てはめているものは、無くても生命維持には大きな障害となりません、脾臓はある年齢からほとんど必要としません。
これは血液などを作る臓器ですが、本来脊髄がそれを行っています、脾臓は脊髄が痛んだときの為の補助臓器です。
また、六腑の「胃」、「三焦」も同様です、実際胃や十二指腸などの無い人は沢山居ますから。
更に実は「五臓」ではなく「膵臓」が抜けていますね、そうです本来なら「六臓」が必要なのです。
何故「膵臓」が抜けたかは判りません、おそらく「五~六~」というような語呂合わせかと思います。
結論ですが、「六臓」は「肝臓・心臓・肺臓・腎臓」という構成要素4と「脾臓・膵臓」という補助要素2であると言えます。
「六腑」は「胆嚢・小腸・大腸・膀胱」という構成要素4と「胃・三焦」という補助要素2であると言えます。
「五臓六腑」=「六臓六腑」もまた「4+2=6」の符号と見事に一致していました。
「4+2=6」の符号と色との一致について、「五行思想」を元に一つ重要な事項を説明するのを忘れていました。
「五行思想」では「木・火・土・金・水」=「青・赤・黄・白・黒」としています。
また、「改訂五行思想」(後の「運命波学」)としては「木・火・土1・金・水・土2」=「緑・赤・黒・黄・青・白」と各種の検証結果から導き出し決定しています。
その理由と根拠を正確にお伝えしなければなりません。
「五行思想」の色配置ですが、これは陰陽によって分けられています。
例えばこういう図式です、「赤・青」を陽、「白・黒」を陰、更に「赤」を陽、青を陰、白を陽、黒を陰と陰陽の組み合わせによって分けているのです。
つまり、赤=陽陽、青=陽陰、白=陰陽、黒=陰陰となります、これが「4柱」と称しています。
中央の「黄」ですが、これはその時代には例え学問であっても使ってはならないという皇帝の色です。
おそらく、中央(世界の中心)に位置させるということで皇帝を説得して、中央に「黄」を置いたものと推測しています。
もう一つ、その時代中国も日本(中国より色という要素が伝来する)も色は「赤・青・白・黒」の4色しか言葉として認められていませんでした。
その為にこの4色のみ「~い」という表現で修飾できるのです。
例えば「赤いチューリップ、青い旗」のように、この4色以外は「~の」または「~色の」というように表現しなければ文章が成り立ちません。
そういう歴史背景により、「五行思想」では上述の色と配置となったと推測しています。
では「改訂五行思想」(後の「運命波学」)としては、各種の検証を通してどう考えたのか?
まず、「赤・青」が」陽とするなら、科学的に本当の反転(陰)の色とは何色だかご存知でしょうか?
これはそれぞれ、「緑・黄」なのです、つまり「赤・青」が陽なら、「緑・黄」は陰となります、また白が陽なら黒は陰(白の反転)です。
ここで、反転というのは色細胞の位置を反転させることを言います、「赤緑色盲症」はまさに赤と緑、青と黄が反転して区別が付かない症状です、これをみても解ると思います。
これを元に「五行思想」と同じように配列していくと先述した配列となるのです。
これも、思いつきで配置したのではなく「五行思想」を充分に理解と尊敬をしつつ、6元素という新たなる考えを科学的に分析し、偉大なる「五行思想」と「陰陽思想」を尊び継承した結果の配置であるということなのです。