「生まれた瞬間に、その人の気質と運勢リズムが決定する」
これは「五行」から生まれた「四柱推命」や、そのアルゴリズムを継承した学問全てに共通する事項です。
「運命波学」では、生年月日から「6つの気質」とその気質の陰陽の関係である12の「本体星」を「運勢リズム」のベースとして確立しています。
6つの気質とは、「水」・「木」・「波」・「火」・「金」・「土」の6つの気です(「運命波学六気質」の項を参照のこと)。
そして、生まれた西暦の生年が偶数か奇数かで「本体星」が決定されます。
運命波学でいう個性を表す「本体星」は、全て現存する太陽系惑星から名前を取っています。
生年月日で決定される気質と、「本体星」の関係は生まれた年(西暦)が奇数か偶数かで下記のような関係があります。
水気 偶数年 水星
奇数年 バルカン
木気 偶数年 木星
奇数年 海王星
波気 偶数年 テラ(地球)
奇数年 キロン
火気 偶数年 火星
奇数年 冥王星
金気 偶数年 金星
奇数年 ケレス
土気 偶数年 土星
奇数年 天王星
ここで「バルカン」は、現在水星の軌道の乱れからコンピュータの計算によってその存在が確信されており、NASAも必死に探している水星よりも太陽に近いところを周回していると思われている小天体です。
ただ、地球よりも太陽に近い内側を回っている為に常に太陽光に邪魔されて未だに発見するに至っていません、しかしその存在は多くの天文学者が認めている事実があります。
「キロン」は、近日点を木星軌道、遠日点を天王星の周回軌道とする楕円形に周回している太陽系小惑星の一つで、近年になり慧星の一つではないかとの意見も出ている天体です。
「ケレス」は、火星と木星の間に存在する「小惑星郡」の中で月ほどの大きさを持つ最も代表格とされる小惑星の一つです。
何れも具体的な天体であり、その位置までほぼ正確に解明されている太陽系にある実存する天体です。
ここにも、運命波学は科学を根拠としている拘りを持っています、他の占術のように架空の存在や勝手に命名した名称を用いることはありません、実存する事象を解明する事が運命波学研究所の使命と心得ているからです。
もう一つ、これらの天体をそれぞれの「気質」に当てはめた「気質円盤」には法則性を持って当てはめています。
決して適当に当てはめているのではありません、この法則性については書籍「運命波学概論」に詳しく載っています。
そして運命波学では、これらの12の「本体星」によって固有の運勢リズムが存在すると結論付けています。
話は遡ること紀元前500年頃の古代中国、この頃の中国では既に宇宙観を取り入れた「五行」という思想がありました。
この「五行思想」とは、「宇宙万物、5つの元素によって構成される」という理論です。
驚くことに、この「五行思想」は現在の科学的根拠に照らし合わせると多くの共通点が見いだせており、単なる発想ではなく深い洞察力から出来上がった学問であることが解ります。
また、この時期には既に「木星」の周期が解明されており、「木星」と「月」の位置との関係で黄河の氾濫や寒波の到来などが周期的に訪れることを統計によって把握されていました。
そこで「木星」の周期に合わせて十二支を作りあげ、これを1年単位で振りました。
さらに、十干との組み合わせによって60年周期の暦を考え出し、その年がどんな年になるかを予め誰でもが解るようにしたのです。
これを元に、年・月・日・時間による人間の運勢に応用した「四柱推命」という占術が考案されたのです、ここで「四柱」とはすなわち「四つの柱(指標)」であり「年・月・日・時間」を表しています。
「生年月日」により、その人固有の元素を割り出して、その元素を元にした運勢リズムを割り出せるようにしたのです。
地球には他の天体の影響による「波」があります、当然この「波」によってそこに生息する生命体にも影響するわけです。
であるならば、自分の性質とリズムを計算できれば人生設計に役立たせることができます。
「運命波学」は「五行」の元素の性質、上記の宇宙のリズムを統計化した「四柱推命」の運命アルゴリズムなどを基本に、「波」の性質にそれらの科学的根拠を持って関連付けすることで「言葉ではない、理論で説く運命学」を誕生させたのです。
木星ともう一つの地球に大きな影響を与えている「波」は「月」です、「月」の地球に与える引力は物凄いもので、海の水を数メートル引き上げたり押し込んだりしているのです。
これほどの力が、地球上の人類を含む生命体に影響を与えないわけがありません。
近年になり、「月」の状態(満月とか新月とか)によって様々な影響が人類に及ぼすことが科学的に分析されています。
例えば、出産や死亡率は満月の日には他と比べて圧倒的に高くなります。
また、交通事故・殺人事件・自殺なども「月」の状態によって大きく変動しているのです。
「月」が、人類の肉体や心理にあらゆる意味で影響していることは否めない事実となっているのです。
それでは今まで説明してきた「木星」と「月」の位置によって人類の肉体や精神的なものに影響するとしたら、それを予め自分で知れるとしたらどうでしょう?
つまり、自分のこれから先の行動に役立つと思いませんか?
運命波学研究所は、科学的に説明できない事項は根拠がない物として取り入れることはしません、運命波学研究所で表示している話しは全て科学的根拠に基づいた検証を行っています。
したがって、運命波学研究所が送りだす全ての学問は根拠を以って説明できるものです。
単純な占術と事なる点はここに在ります。
地球には、いろいろな天体からの影響による「波」があるわけですが、この中で特に大きな影響を及ぼす「波」は2つあります。
一つは「木星」です、「木星」は地球のはるか外側を回っています、つまり地球は太陽と「木星」に挟まれています。
さらに、「木星」のその質量は太陽系惑星中最大で、なんと地球のはるかかなたに在りがら地球の数倍の引力を太陽に与えます。
この引力の大きさは太陽を一個分動かすほどなのです。
さて、この「木星」の大きな引力という力で太陽は「木星」の方向に引っ張られます、そして地球はその間を回る為に、地球が「木星」と太陽の間に来たとき地球に太陽が近くなるのです。
その結果、その位置のとき地球は暑くなります、また逆に「木星」と反対側に地球が存在するときは寒くなります、これが年によって暖冬や冷夏をもたらす大きな要因となっています。
科学者の多くは、地球温暖化はCO2の影響ではなく天体の影響だと考えています。
例えば太陽黒点などで知られる22年周期の太陽の活動期、そしてこの「木星」との位置との関係、これらが組み合わさって引き起こされているのだと推論付けしています。
勿論、私もこの推論を支持する一人でもあります。
ちなみに、地球上に存在するCO2の大気中に含まれる割合はどのくらいか知っていますか?
答えは、僅か0.04%に満たないのです。
その僅かなCO2の殆どが海や陸に存在している生物が発生させています、工場からのCO2発生などは殆ど誤差の範囲なのです。
では何故、CO2削減を叫ぶのでしょうか?
はっきりとは申し上げられませんが、科学とは別の次元の何かの思惑が働いていると考えるのが科学的な見解だと思います。
地球に限定するとどんな「波」があるでしょう?
一つは太陽を回る「波」です、地球は1年で太陽を一周します。
でも同じ1月1日であっても昨年の場所とは違います、これは何故でしょうか?
天文学を学んでいる人はすぐ解ると思いますが、太陽も実は銀河の中心に対して回っています、また銀河も宇宙の中心に対して回っています。
ですから、二度と同じ場所に戻ることはないのです。
つまり、この軌跡を図で描くとなんとバネを伸ばしてそれを横から見たように「波」の形になるのです。
そして、もうひとつ月の引力で細かく振動します、この振動も「波」の形になります、また木星の引力の影響も受けて微振動します、これは12年周期の大きな「波」です。
木星の12年の「波」、地球の公転と月の公転による1年の「波」、地球の自転による1日の「波」、これらの「波」の合成された複雑な「波」模様を描きながら地球は常に動いているのです。
地球がこのような「波」の運動をしているということは、その地球に生息する生命体にも当然大きな影響があるのです。