2023年6月13日 07:00
運命波学においては、猫は陽で犬は陰として陰陽を解りやすく分けています。
この猫を陽、犬を陰として区別する要因はその行動に在ります。
猫は本能的に単独行動で自由奔放、例え飼い主でさえ自分の気分を最優先して従おうとはしません、猫好きの人はこの自由奔放で媚びない姿勢が好きなのです。
そのくせ、ご飯が欲しいときや遊びたいときにはゴロゴロと寄ってきてはこれもまた気ままにちょっかいを出してきます。
そして面白いのが陽の最大の性質である「与える」行動です。
例えば、一番好きなおもちゃや美味しいおやつを飼い主の枕元などへ運んでは置いていきます、この行動は親愛の表示だといいます。
外猫を可愛がるときは要注意で、何時も餌をあげていると昆虫やネズミを獲っては玄関先においていきます。
これにびっくりする人もいるのですが、しかし猫はお世話になっている人にしっかりと与えることを忘れないのです。
対して犬は本能的に組織行動でそのルールの中で行動します、しつけにより主人が自分よりも上だと判断すれば命令に素直に従うようになります。
ご飯が欲しいときも遊びたいときも主人の様子を伺い空気を読む事ができます、この従順さが犬好きの人が好むのです。
さて何故、猫が陽の「与える」行動をとるのに対して犬は陰の「欲しがる」行動をとるのでしょうか?
これが最近の実験結果で面白い事が解ったのです、それは自分に都合良く他者をコントロールして、自身が欲しい物を得る戦略行動を取っているということです。
太古の時代から人間と共同生活ができる哺乳類である犬と猫、この陰陽極まる対照的な性質もまた大変面白いと言わざるを得ません。
また、人類はこの陰陽の動物をペットとして身近に置くことで精神的な陰陽バランスを取っているのかもしれません。