2025年4月25日 08:00
2025年4月25日 08:00
2025年4月18日 08:00
近年テラリウムブームで一躍スターダムに伸し上がった山野草が存在しています、その名はユキノシタというユキノシタ科ユキノシタ属の小さな山野草です、昔から山野草ファンの間で密かに育てられていましたが湿気にも強く丈夫なのでテラリウムの下草としてよく用いられるようになりました。
上手く育てるとランナーを伸ばして増えていきます、近年では自生する地域による個体差が認められ園芸種も誕生しています、斑入りや色の違いなどテラリウムファンによってコレクション&繁殖されるようにもなっています可憐な花も咲かせますので益々ファンが増えていくかもしれません。
ユキノシタは雪が積もっても葉の表面に生えている細かな毛によって葉が直接雪に包まれることなく雪の下でも生存できるような構造をしています、そういった事から名が付けられたのでしょう。
昨年購入した地方都市にある家の庭に自生していたユキノシタ
天然のユキノシタは葉脈が綺麗に出ています
天然物は本当に綺麗です<2024年11月>
4か月後に見た時にはかなり大きく成長してランナーを伸ばしていました
ランナーの先に子株を付けて繁殖します
テラリウムショップで購入した極小サイズのユキノシタ
葉脈が薄くどことなく弱弱しい印象がありますが成長は早く1年で倍ほどの大きさになります
ソイルは山の自然の土に近い醗酵ピートモスを使っています
テラリウム用に加湿に強く環境適合していますので屋外に出すと枯れてしまいます
2025年4月11日 08:00
庭木や鉢に入れての室内育成で人気のジンチョウゲは漢字で沈丁花と書きます、その意味ですが香木の沈香と香りが似ていて花の形が「丁」の字のようなラッパ型の小さな花が集まったアジサイのように咲くところから名づけられました、ちなみにジンチョウゲはクチナシとキンモクセイ共に日本三大香木の一角です。
庭木で育てた場合には最大で5mほどになることがありますが定期的に剪定すれば2mほどに落ち着かせることが出来きます、また最近では斑入り(葉に模様が入る)の観葉植物として楽しめる園芸品種もでており庭木として人気があります。
ガーデニングでは洋風にも和風にもアクセント的に使えますので重宝します、また常緑なので冬の季節にも緑を愉しめるところも嬉しい低木です。
人気の斑入りジンチョウゲ
2025年4月 4日 08:00
2025年2月21日 08:00
購入した物件の庭にサルスベリの大株が植わっています、サルスベリは漢字では百日紅と表現されるように夏の最も暑い時期に真っ赤な花を咲かせることで知られる樹木でサルスベリという名称は樹肌の外皮が無くツルツルしているところから名づけられています。
和風の庭にはコブ作りで仕立てられ洋風の庭では自然形で仕立てられて和洋どちらにも使える大変重宝する樹木で大変人気もあります、ただし手入れを怠ると枝が暴れて大変なことになりますので年に一回は剪定して樹形を保つ必要があります。
枝を全て落としたのに夏には2メートル以上の長さの枝でびっしりになります
花は新しい枝にしか咲きませんので毎年古い枝を全てカットする剪定を行います
樹肌はご覧のように外皮が無くツルツルしています
それにしてもどこからでも枝を伸ばす生命力の強さはすごいです
最も暑くなる時期に真っ赤な花を咲かせます
自分好みのガーデン作りのためすべての樹木とグランドカバー類の草本類を伐採&伐根しました、このサルスベリも冬に入る前に根元から伐採してしまいました、ただし春に新芽が吹いてくる可能性がありますので吹いてきたら低木仕様で大きく木立させずに1メートル以内に収めて上手く活用したいと思います。
木立させずに低灌木として剪定を繰り返せば洋風ガーデンでも違和感なく夏の花の少ない季節に重宝すると思います、要は樹木をどう扱うかで利用価値も出るようになります、一つ欠点は種を付けますので思わぬところに一人生えしてしまうので見つけ次第に伐根しないと大変なことになります。
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