2025年3月28日 08:00
2025年3月28日 08:00
2025年3月21日 08:00
昨年の春に購入した物件には大小4つのレイズドベッド化されたガーデンがあります、そのうちの駐車場脇の小さなガーデンをまず最初にリセットしました、その理由は大きな樹木が植わってなくナンテンやアジサイなどの低木樹木が数本とシランやハナショウブなどの下草類でしたので業者を頼らずにできると思ったからです。
やり始めて後悔したのがこのガーデン脇にある大きな藤棚でした、藤の枝を伐採し株を伐根するのにチェーンソーとスコップを使い2人がかりで3時間もかかりました、どこまでも広がる根は太くて樹木ではなく蔓性植物なので繊維が強くチェーンソーでもなかなか切ることができなかったのです、棚は流石に素人では無理なので解体のプロにお任せしました。
またナンテンやアジサイも低木だからとタカをくくっていたのですがナンテンは根が硬くアジサイは根が深く本当に苦労しました、ナンテンがこのガーデンや周囲に10株以上一人生えしており多くのガーデンプランナーの「お薦め庭木10選」に入っているのとは真逆に「植えてはならない庭木10選」にも入っている意味がよくわかります、低木でいいのですがとにかく樹勢が強くどこからでも根や種から新芽が生えてきて伐根するにも根が硬く広く張っているので容易に伐根できないのです、まさに庭木界のドクダミのようです。
リセット前の石造りのレイズドベッドに仕立てられた小さなNo2ガーデン
全オーナーの残置物を廃棄するための臨時廃棄物置き場と化していました
一方向の写真では全容が見えませんがナンテンの株がここだけで5株以上あります
No2ガーデン大きな石脇に植わっていた藤の大株
1回めは枝の部分を伐採に2回めに幹と根っこを伐根しました
この藤の伐根で新しくガーデンを造るのを何度も諦めようと思ったことか・・・
リセット後に石の形が露になったNo2ガーデン
今後徐々に自分好みに植栽していきます
この頃には残置物も全て廃棄され庭も畑も真っ新状態になりました
リセットして動かせる石は動かし少しレイアウトを変えようと思います、その後は好みの洋風の自然形の樹木を中心にガーデニングしていきます、最後になりましたが記録を残すためにガーデンに番号を付けて解りやすくしています。
テラリウム-17(標本型コケテラリウム-15 ホソウリゴケ)
2025年3月 7日 08:00
大小の筒形ボトルに入れた標本型コケテラリウムが現在多数売られています、小さなものでは試験管に大きなものでも直径12Cmほどのロングシャーレ型のガラス容器で造られます。
価格はコケの種類によって異なりますが、一番安い直径2Cmほどの試験管型で1~2,000円ほど、ロングシャーレ型では3~5,000円ほどです。
私は生態観察記録を目的に新たにコケを入手する度に標本型コケテラリウムを造っています、今回はそういった標本型コケテラリウムのホソウリゴケ版です。
ホソウリゴケは地球上で最も多いコケではないかと思うほどどこにでも自生しています、ただ不思議なことに山野ではなく人里に多く自生しており電柱やビルの壁に道路脇とどこでも見ることができ、多くの人の中でのコケのイメージがこのホソウリゴケではないかと思います。
ホソウリゴケが人里に多く自生できるのは非常に乾燥に強いことがあげられます、乾燥すると黒っぽくなりカビのように見えます、ところが雨が降ると色鮮やかな明るい緑色になり山のように盛り上がってきます、この盛り上がった際に古い仮根がスポンジ状になり水分を蓄えるのに機能します。
盆栽などではこの機能を生かして鉢の土が乾燥するのを防止するためにホソウリゴケを多用しています、逆にコケなのに多湿には弱くテラリウムに用いると多湿によって腐ってしまいます、したがって標本にするなら蓋をしないでオープンな状態で飼育し土が乾燥したら水分を与えるようにすれば成長を愉しむことができます、完全成長したホソウリゴケは非常に感触がよく動物の皮膚のようです。
ホソウリゴケを使った標本型コケテラリウム
加湿すると蒸れて腐ってしまうのでガラス容器では管理が大変です
ホソウリゴケ(拡大)
一つの個体は極めて細くて小さい
完全成長したホソウリゴケの感触は毛並みの良い動物の皮膚のようです
☆創作ノート
・コケ ホソウリゴケ
・ソイル アクアリウム用珪砂(スマイルペットクラブ)
・ケース 小型ロングシャーレ(9Cm長)
2025年2月28日 08:00
大小の筒形ボトルに入れた標本型コケテラリウムが現在多数売られています、小さなものでは試験管に大きなものでも直径12Cmほどのロングシャーレ型のガラス容器で造られます。
価格はコケの種類によって異なりますが、一番安い直径2Cmほどの試験管型で1~2,000円ほど、ロングシャーレ型では3~5,000円ほどです。
私は生態観察記録を目的に新たにコケを入手する度に標本型コケテラリウムを造っています、今回はそういった標本型コケテラリウムのカモジゴケ版です。
カモジゴケは日本髪を結うときに使用する添え髪であるカモジに形が似ていることから名づけられたコケで葉の向きがランダムで葉先がカールしています、アラハシラガゴケの葉を長くしてカールさせたような葉形で大きく育つとフサフサと茂りなかなか見ごたえのあるコケです。
テラリウムでは芝生などに模されてテラリウム向きというよりもコケジオラマ的に使うと良いかもしれません、メインになるコケではなくメインになるコケやシダなどを目立たさせる脇役的なコケです。
カモジゴケを使った標本型コケテラリウム
葉先がカールしているので牧場や草原を模すのに向いている
カモジゴケ(拡大)
拡大するとシッポゴケに似ているが葉長が短く先端が内側にカールしている
☆創作ノート
・コケ カモジゴケ
・ソイル コケ専用ソイル(華みやび)、アクアリウム用洗浄済小石(GEX)
・ケース ロングシャーレ(9Cm長)
テラリウム-15(標本型コケテラリウム-13 アラハシラガゴケ)
2025年2月14日 08:00
大小の筒形ボトルに入れた標本型コケテラリウムが現在多数売られています、小さなものでは試験管に大きなものでも直径12Cmほどのロングシャーレ型のガラス容器で造られます。
価格はコケの種類によって異なりますが、一番安い直径2Cmほどの試験管型で1~2,000円ほど、ロングシャーレ型では3~5,000円ほどです。
私は生態観察記録を目的に新たにコケを入手する度に標本型コケテラリウムを造っています、今回はそういった標本型コケテラリウムのアラハシラガゴケ版です。
アラハシラガゴケはホソバオキナゴケと共にヤマゴケの通称を持つコケで山形の小さなコロニーを形成して広がっていきます、この2つのコケは間違われやすいのですが見分ける方法はホソバオキナゴケは葉の向きが同じ方向に向いているのに対してアラハシラガゴケはランダムな方向に向いています、また若干アラハシラガゴケの方が1枚の葉が広いです。
アラハシラガゴケはコケの中では乾燥に耐性があるほうですが完全に乾燥すると表面が白くなりカサカサになります、ただ霧吹きで水分を与えるとすぐに復活します、その意味ではテラリウムなどには扱いやすいコケだと言えます。
アラハシラガゴケを使った標本型コケテラリウム
山のようなコロニーを形成しながら成長していく
アラハシラガゴケ(拡大)
ホソバオキナゴケと似ているが葉の向きがランダムになっている
☆創作ノート
・コケ アラハシラガゴケ
・ソイル コケ専用ソイル(華みやび)、アクアリウム用洗浄済小石(GEX)
・ケース ロングシャーレ(9Cm長)
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