100均で買った小型のガラス製スパイスキーパーを使ってコケテラリウムを創作しました、蓋をして密閉させると何もしなくても半年以上は飾っておけるのでズボラな私にはこのスタイルのテラリウムが向いているようです。
密閉してもコケの呼吸によってガスの循環が行われるのでコケが成長できます、基本は室内の明るい場所に置きますがほぼ陽の当らない場所でも徒長気味になりますがコケが枯れることはありません。
ガラス容器の中に自然を取り込んだコケテラリウム
密閉容器の中で生き続けます

☆創作ノート
・コケ シノブゴケ
・装飾素材 小石(青チャート)
・ソイル アクアリウム用珪砂(GEX)
・ケース ガラス製スパイスキーパー(直径5Cm)
低木庭木として用いられるシャリンバイを挿し木して盆栽にしたものを購入し育てています、まだ花は咲かせていませんが園芸種だと思いますので薄いピンクか赤のどちらかだと思います、梅のような花を咲かせます。
購入後剪定とハリガネを使って曲がりを入れています、松などの模様木仕立てのようにしてみましたがイマイチしっくりきません、この冬の選定でもう少し樹高を下げてみようと思います。
メタリックな葉が魅力なシャリンバイの盆栽(模様木)

☆創作ノート
・樹木 シャリンバイ
・樹形 模様木
・鉢 化粧丸鉢
ノイバラの株立ち盆栽です、親株もちゃんと付いていて面白いので衝動買いをしてしまいました、昨年の夏に購入し秋に葉が落ちたので冬に強剪定をしました。
今年の春に新芽が吹きなんと小さな花を咲かせました、ノイバラは山に自生するバラ科の植物でイバラの野生版でノイバラと命名されました、超小型のバラで盆栽にはぴったりなのです。
新芽が吹き小さな花を咲かせたノイバラ盆栽(株立ち)

購入当時の状態
株本にはシダ類のカタヒバが自生していました
これも含めての魅力的な盆栽です

☆創作ノート
・樹木 ノイバラ
・樹形 株立ち
・鉢 化粧楕円鉢
蝦夷松(エゾマツ)の自然樹形でのミニ盆栽です、自然な樹形になるように横枝や脇枝を透かし剪定しただけで樹形を強制的に作り上げていません。
蝦夷松は北海道に自生する松でトドマツとともに「北海道の木」に指定されています、種はできますが自然では種ではほとんど芽吹きせず倒木再生によって種を保存しています。
本盆栽は珍しい蝦夷松の実生で、実生2年苗を保険の意味で12鉢購入し1年育てた後に鉢上げしています、透かし剪定を施し2本植えのミニ盆栽にしてみました。
実生3年生蝦夷松(エゾマツ)のミニ盆栽(2本植え自然木)
海岸沿いに自生し曲がりながらも強風に耐える自然の姿を模しています

育成中の希少な実生2年生の蝦夷松
半数は植物育成に目覚めたスタッフに分けてあげました

☆創作ノート
・樹木 蝦夷松(エゾマツ)
・樹形 自然木
・鉢 素焼ミニ角鉢
オープンなガラス製の水盤にコケをびっしりと引き詰めて山野草とシダをアクセントにした夏の山道の日陰を再現したオープンテラリウムを造りました、コケは乾燥に強いホソバシラガゴケを使用してオープンテラリウムにしても手間がかからないようにしています。
アクセントの山野草は山肌にびっしりと生えるイワタバコと手前にシダ類のアスヒカズラを植えています、イワタバコはホソバオキナゴケに移植するように植えています、こうすることでコケがイワタバコのソイルとなります、尚背景に枯れ枝を配置しより山道に近い風景を模しています。
1週間に1度くらい霧吹きでたっぷりと水分を与えれば1年以上は維持できます、イワタバコは気温が下がると枯れてしまいますので枯葉を取り除けば春にはまた芽を出してくれます。
オープンなガラス製水盤で創作したコケ&山野草テラリウム
夏の日陰のある山肌を再現しました

☆創作ノート
・コケ ホソバオキナゴケ
・シダ アスヒカズラ
・山野草 イワタバコ
・装飾素材 枯れ枝
・ソイル コケ専用ソイル(華みやび)、アクアリウム用洗浄済小石(GEX)
・ケース ガラス製水盤