伊東久雄

「はぁ～～」という溜め息はマイナスオーラを撒き散らす。

思わずついてしまったら次の瞬間に息を大きく吸い込むことだ。

溜め息が深呼吸に代わるから。

コメント：

良くないと解っている事を思わずしてしまうこともある、それが人間の業というものだ。

であれば、次の瞬間にリカバリーすることが肝要である。

それができるのもまた人間の成せる技の一つ。

何も言わない、何も教えない。

これも一つの教えである。

「学び」の本質は教える側の理論ではなく学ぶ側の姿勢である。

コメント：

解らないことは、すぐ他者に聞こうとする輩が多くなった昨今。

学びとは教えをそのまま受け入れるものではない、学ぶ人は何を見ても聞いても自ら学んでいく。

教える者が何も教えなくなったら「何故だ？」と深く考えることだ、そこから至極の教えが降ってくる。

「ピンチはチャンス！」

少なくても上手くいかない時の慰めの為に存在する言葉ではない。

ピンチをチャンスに変えるには強靭な精神力が必須。

多くの人はピンチを真摯に受け入れられず更に大きなピンチに陥る。

コメント：

「ピンチはチャンス！｝とは、一見前向きのようでいて実は後ろ向きな言葉の代表格でもある。

これを言っているうちは成功の２文字は無いと思った方がよい、何故なら本当に悔しい時は涙は出ても言葉は出ないはずだから。

成功の多くは、心から溢れ出る悔しさを原動力としてピンチに立ち向かうことによって成し得る。

ビジネスも人生の一コマに過ぎない。

であれば重要なのは何をするかではなく誰と組み共に歩むかだ。

コメント：

どんなビジネスをしようかと考えるから商材や人材探しに苦労する。

ビジネスは真の信頼関係が構築できる腹心やパートナーを得ることが肝要。

強固で永続的信頼関係が構築できる人が居れば、自ずと共有するビジネスが成立し自然に成功軌道に乗っていく。

「良い子」の経営者はこの世に五万といる。

「良い子」の経営者は平時には強いが有事には極めて弱い。

優秀な経営者と謳われたいなら「強い子」を目指せ。

コメント：

経営とは、瞬間の事象ではなく半永久的に継続するものである。

最も重要なのは、何が起きても諦めることなく継続させるという「強い意思」が必須である。