2024年7月19日 07:00
ベンチャー・キャピタリストの世界には「ベンチャー企業の売り上げ限界説」というものがあります、これは過去の膨大なデータを分析した結果です、下記に示すデーターは経営者には大変参考になる数字ではないでしょうか。
1.売上1億円までは社長一人でも頑張れば何とか作れる。
2..売上2億円までは優秀な社員やパートナーに恵まれれば作れる。
3..売上3億円までは相応の戦略と有能な参謀とも言える人脈に恵まれれば作れる。
4..売上4億円を超えるには上記に加え独自の技術やサービスなど他社にはできない武器がなければ達成できない。
ベンチャーキャピタルやファンド運用会社は、上記の法則に照らし合わせて売上げが最低でも4億円を超えてきた企業に対して初めて出資の検討などを行うのです。
これは実際に起業した人であれば理解できると思いますが売り上げ1億円はそう難しくありません、とにかく必死に社員と共に頑張ればできる売上げです、しかし不思議なことにその先はピタッと売り上げは横ばいになります。
売り上げ2億円超は将来大企業になるか中小企業で終わるかの大きなハードルと言っても過言ではないほどの極めて高いハードルなのです、そして殆どの経営者は売上げの横ばいが長く続く2億円のハードルが精神的な障害ともなり何時の間にか志も薄れ成長より安定を選んでしまうのです。
経営者はまず1億円を超える売上げを出せる有望なる人脈を早期に得て盤石の態勢を構築しましょう、そういう意味では常日頃から人間性を磨き信頼関係を築いていかなくてはならないのです。