2024年7月18日 07:00
企業には銀行やオフィスのIT環境など本当に様々な業種の方がアポ無しで営業に来ます、ビジネスはその経緯や何回会ったかは関係ありません、少なくても私においてはその会社と取引を行おうと思うときは営業している人の資質や言動によるところが非常に影響すると考えています。
例えば証券や保険会社の金融商品は各社の差異はほぼありません、他の商品についても同様だと思います、では何故何時も結果を出せる人と出せない人とが存在するのでしょうか、結果を出す人はまず説明をダラダラとしません、初回は「また来ます」程度です、そして必ずこちらのメリットを最優先して提案してきます。
ところが最初から一方的に説明してこちらが具体的な質問をしても正確な回答も無く、自分が話したいことばかりを話す人は取引どころか今すぐにでも話を終わらせたい気持ちになってきます、これは必死さや一生懸命な気持ちだけは確かに伝わります、しかしそれがこちらにメリットが有るのか他社と何が違うのかなどは全く解りません。
結局こちらも無駄に時間を費やすだけで聞いている側としてはイライラを通り超えて担当者に苦痛や怒りまでも覚えるようになります、ビジネスとは必死に売ろうとすればするほど売れません、もう経験済みの人も多いのでよく解りますよね?
ビジネスはチャンスをもっと大切にして相手を思いやる気持ちのゆとりが欲しいと思います、今だけがビジネスチャンスなのではありません、ビジネスは売ろうとせず買って頂くという気持ちが基本であり肝要なのです、物が世に溢れ欲しいものはすぐにも手に入ります、価値の対象も判断指標そのものが新たなステージに上がってきています、これまでのような売り一辺倒のビジネスは既に崩壊しているのです。