2024年4月23日 01:00
オリンピックの一つの楽しみにメダル獲得数があります、ここでオリンピックのメダル数で思い出すエピソードがあります、それは某国では自国のメダル数よりも日本のメダル数が会社や酒の席などで話題になるという話しです、これが他者意識のまさに典型的な例ではないかなと話を聞いてふと考えてしまいました。
他者意識といえば地方では東京を強く意識しています、ところが東京在住の人は地方を意識することはほとんどありません、ライバル視も同じことで意識された方は意識している人を意識することもなくマイペースで自由に行動します、これが更に意識する側からは強く意識するようになってしまうようです。
ズバリ言うとビジネス勝者になりたいなら他者意識はしないことが必須条件になります、そして他者意識の大きな要因はコンプレックスからくることを理解しなくてはなりません、他者を見て自分は劣っていると意識した時点でその人が気になってしまい、負の思考や行動が更に負の思考と行動を生みだすという負の連鎖が生じてしまいます、これが自身のビジネス推進に大きなブレーキとなるのです。
人は皆異なる環境で生まれ育ちます、思考も能力も個性も当然違います、それぞれが自分の世界観で生きているのです、ところがある日突然その人と共通の土壌に立つ事があります、その瞬間に本来はどうでもよい人のはずが意識するようになるのです。
他者意識は自身のビジネスのブレーキになるとすればどうすれば意識しないで済むようになるのでしょうか、それは相手を思考する視点を常に自分に置いてほしいのです、人は心の余裕が無いと本来自分に視点を置き常に思考する人でも他者に視点が移ってしまうことがあるのです。
他者を視点に自分を思考すると他者が上手くいっていたり楽しむ姿を見ては自分は何故そうではないのかと落ち込みます、ところが自分に視点を置いて思考すると同じような事象を見ても冷静に他者事だと考えられるようになります。
そして上手くいっている人を見れば「その人の上をいってやる!」と俄然やる気が起きるし、他者が上手くいってなければ「自分は絶対そうはならない!」と自己反省し成長することに繋がります、他者意識は自分に視点を置くのか他者に視点を置くのか、たったこれだけで他者を意識しないで済み自己を奮起させる機動力となります。
起業家なら常に視点を自分に置いて他者を思考することをお奨めします、そして意識するなら今の自分がどの視点で思考しているのかを意識することです、そして他者に視点が移っているなら意識して自分に視点を戻すように思考を修正します。
自分に視点を置くことがぶれなくなった時に自然に勝者への道が大きく開かれるのです、他者を意識するのでなく他者から意識されるくらいに日々努力することです、この継続であっという間に強い経営者マインドが整いながら身についてくるはずです。