2024年4月24日 01:00
オックスフォード大学研究チームが10年後に消えてなくなる職業を予測しました、この予測はロボット工学やAI(人工知能)などの先進技術がもたらす結果ともいえるものです、また大きな要素は世の中の価値観の変化ということもあげられます。
実際にIT産業が生まれた40年ほど前には多くの企業が参入して数兆円規模になっていたキーパンチャーという職業があります、当時数10万規模の人が就業していましたが今はゼロです、ほんの少し前までは当たり前のように何処にでも在った写真の現像屋さんは今どこを探しても見当たりません。
職業とはあっという間に技術の進化と共に淘汰されていくものであり、AIの脅威以前にも多々ありました、消えていく職業の一方で益々今後期待できるのは新技術やサービスを生みだす仕掛け人としてのIT分野の設計技術者(NEやSE)と知財(特許)コンサルティング分野です、また他者にできないゼロからのアイデアを生む人です。
安定という名の基に常に人気のあった公務員は数年後には安定どころかIT分野の発展により事務職や窓口業務はほぼ無くなると予測されています、では士業はどうかというとこの10年で脱サラ組が資格や免許を取り開業が相次いで起きたために今ではクライアントの取り合い状況です、弁護士・司法書士・行政書士・会計士・税理士などの数はこの10年で倍増しているのです。
Webテクノロジーに代表されるITの発展により営業や集金、更には造形工学の発展によりネイルなど美容系やメガネ屋さん、ロボット工学の発展により歯科技工士やレントゲンなどの医療技師まで専門技術無しで行えるようになり誰でもが簡単に参入できる時代になります、その結果価格競争が繰り広げられ生き残る人と淘汰される人が二極分化することになります。
Webデザイナーやライターはあと数年もすれば決して特殊な技術分野ではなくなってきます、これらはAI技術の発展によるものでキーワードを幾つか入れるだけでセールスレターやキャッチコピー、ポップアートにロゴマークなどが誰にでも作れる時代がきています。
10年先を見て今を考えること、しかも正確に10年後の世界を予測できていなければ意味がありません、成功する人とは常に10年後を正確に捉えて事業構築&推進していける人なのです。
最後に数年後の成功のヒントを一つ申し上げておきます、それは自分の電子コンテンツをできるだけ多く作っておくということです、AI技術の核心は自身のダミーや他者の成りきりです、そのAIはキャラクターベースになるコンテンツ(電子文章)が無ければキャラクターを作り上げることができないのです。
ITとマーケティングがAI融合された近未来の理想のビジネススタイルは確実に訪れます、少なくても私は今から粛々とその時を待つように準備しているということです、近未来のビジネススタイルは悠悠自適に世界のどこで暮らしていても自分のAIダミーが最新情報を基に事業推進してくれることでしょう、あたかも毎日事務所で仕事しているかのように。
夢のような時代にお金の心配も生活の不安もなくゆっくり楽しめる勝者は「アリとキリギリス」のアリのように動ける時に必死で自己年金のスキームを構築している人です、未来を見ず今だけを身勝手に楽しんでいるキリギリスは10年後には確実に淘汰されます、これは決して脅しではなく現実に起こる事実です。
さてみなさん、現在の日本におけるホームレスの数と無縁死の数が毎年記録更新しているのをご存知でしょうか、若いうちは何でもできるのです、若さとは子供と同じで怖いもの無しなのです、でも老後自分が何をしているのかを真剣に考えたことがありますか、プラス思考も前向き思考も厳しい現実を目の当たりにしたら何の意味もないことを知ることになります。