2024年2月14日 01:00
急速に導入が進んでいるLED(発光ダイオード)型の信号機ですが寒冷地では思わぬ伏兵に悩まされています、LEDは節電効果や高寿命を期待できる半面その節電効果は逆に発熱がほぼ無いということで降雪地域では信号機に雪が張り付いてしまって認識できないという声が上がったのです。
これを回避するために降雪地方では県警が業者を委託して人手による除雪作業に追われるという経済的は逆効果となってしまったのです、このため導入当時にはLED型信号機の着雪凍結対策を検討するワーキンググループを設置し寒冷地用のLED型信号機の開発が進められました。
以前は電動自動車の音がしないために市街地では車に近づかれても判らないということが問題となりました、何事も高度技術やアイデアによって善き事がもたらされる裏には意外な伏兵が潜んでいるものです。
商品開発やサービス展開は全方位で未来に発生するであろう事象を事前に検討しなければなりません、もしもの時の為の「転ばぬ先の杖」は何本持っていても困ることはないということです。