2024年2月 1日 01:00
イノベーションの流れを上手に捉えたベンチャー企業が大企業を出し抜いて市場シェアを席巻するということは過去に何度も見られました、ソニーのウォークマン然り、ホンダのスーパーカブ然り、インターネット関連ITベンチャー然り、携帯電話向けゲーム開発ITベンチャー然りです。
ソニーもホンダも発祥は数人の小さなベンチャー企業から世界有数のグローバル企業へと変貌しました、最近はといえば自動車業界やスマートフォン業界で起こっている流れの大きな変化がありますが気付いているでしょうか?
時代や景気の流れを読むときに大切なのは感度の良いセンサーです、世の大きな流れというのは最初は否定的な事項から発信されていきます、「こんなもの売れるのかな?」と思っていた商品が誕生したとします、それが突然のように若者に受け入れられたり見向きもしなかった人たちが興味を示すようならすでに時代の流れは大きく変わってきていると考えることが肝要です。
そして成功者とはその流れの変化を掴んで誰よりも早く新たな流れに乗れる人です、賢い人は自分自身がイノベーターとして時代の流れを作りあげていきます、そのためには自身の周辺の情報収集は極めて重要な事項となります。
例えば、「高機能でなくてよいが、それしか売っていないために高価な物を買わざるを得ない」という情報を掴んだらすぐさま行動に移るべきです、何故ならそこにはイノベーションの種が潜んでいるからです、高機能を大企業が求め続ける限りチャンスはベンチャー企業にあります。
近年では3Dプリンターによる試作品作りも容易に行えますしインターネット調査会社を利用しての事前アンケート調査も安価にできます、現在では初期投資は個人の貯金レベルで容易に行えるのです、今の世の中は起業そのものにもイノベーションが起きていると言っても過言ではありません。
つまりチャンスは誰にも均等に転がっているのです、次代に成功するかしないかはそのチャンスを掴めるかどうかのビジネスセンスとリスクに対する覚悟があるかどうかということだけです。