2024年1月30日 01:00
成功を収めている人をよく観察してみると実にいろいろな事を教えられるものです、成功者とはいつどんな時も学ぶことを忘れません、飲んでいる時も歩いている時も周囲を広く見渡し新しいビジネスに繋がる情報やネタを探しています、気になるものを見つけるとじっとそれを観察し続けます、突然店に入り手にとって確認しています、そこで何を得ようとしているのでしょうか?
他者には知る由もありません、成功者とはどんな時も気を緩めることをしません、ぼやっと過ごすことをしません、どんな話も注意深く聞き洩らさず聞いています、気になる言葉を拾ってはその日のうちにネット検索して確認しています、そしてまた更に知識を深くしていきます。
どんな知識もビジネスに活かします、直接的な事項だけではないのです、ビジネスにはアイデアを補足するヒントが他者差別化の重要な鍵を握ることを知っています、だからどんなに些細な事でもハッと思えば徹底して調べ上げるのです。
学びを忘れた時点で脳の老化が始まります、新鮮な知識を得てビジネスに活かして脳を常に最新情報でアップデートしそれを基にアイデアという形に変え脳を活性化することを怠らないことです、進化し続けた脳はある瞬間に大きな事を成すのです、だから学びを忘れた時点で成功への扉が閉ざされるのです。
上手くいかない原因はたった一つです、それは学ばない自分本位の頑ななまでの思考と生き方にあるのです、学ぶ必要のない成功者は更に学び続け本当に学ばなくてはならない人ほど学ばないという事実があります、「今まで成功した事がない」と言う人は何故これに気付かないのでしょうか?
気付いたところで決して修正しないのです、それが脳が凝り固まってしまった結果の頑ななまでの思考と姿勢だという所以なのです。
最後に断っておきますが「学び」とは知識を得ることではありません、得た知識を活かすことで「学び」となり初めて身につきます、どんなに知識を得たところで有益に活かさなければ何も産まないのは至極当然です、知識を得る事だけに必死になり活かすことを知らない、これを「学ばない人」という人間なのです。
学んでいないのですから当然のこと成長することも成功することもありません、意味の成さない知識で脳の記憶領域を狭くしているだけです、いざという時に狭い領域で思考しても出てくる答えは極平凡なものばかりです。
「一つ知ったら一つやってみる」と学びの本質を孔子もこう説いています、知識を得たらやってみる、それで知識は知恵に変わる、その知識を多数持てばノウハウとなりノウハウを多数集めれば「徳」となるのです、成功しない人は能力が無いからではありません、生きた学びを活かせずに結果徳が無いからに他なりません。