2022年8月23日 01:00
マーケティングと言えば、その第一人者である「フィリップ・コトラー」を思い浮かべる人も多いことこでしょう。
「フィリップ・コトラー」は、マーケティング理論や手法に関して多くの書籍を残しているので理論を学びたい人はこれらの書籍を読んでいただくとして、私は特に小規模事業者に特化した具体的な手法をまとめてみることにします。
まず最初にマーケティングとは何かですが、「フィリップ・コトラー」の言葉を借りて簡単に言うと「企業が欲しいものを手に入れるための経営的プロセス」ということになります。
しかしその範囲は広く、多くの人が経営戦略や市場調査を含めた営業戦略などと何が違うのか戸惑うのも確かです。
一言ではマーケティングを語ることはできません、これらの経営戦略から営業手法までをすべてを含んでいると思っていただければ間違いないでしょう、小規模事業者では「マーケティング」とは経営そのものであると言っても過言ではありません。
よく間違われる事項に、「マーケティングリサーチ」があるのですが、これは「売るための事前調査」でありマーケティングの極一部です。
マーケティングの要素としては「商品やサービスを提供する事業」に的を当てると、概ね以下の項目に絞られます。
1:市場性
2:消費者ニーズ
3:営業&販売手法
4:事業の将来性
このうち、最も基本である項目は「市場性」なのですが、多くの人は何故か「営業&販売手法」のみに注目してしまいます。
更に言うと、「営業&販売手法」を指してマーケティングと勘違いしているのが現実なのです。
はっきり言いますと、市場性を調査し事業規模の把握なくしてマーケティングを語ることはできません。