2022年8月22日 01:00
ブランドは、メーカーによってではなくユーザーや販売代理店によって確立されます、一旦ブランドが確立された後が実はブランド戦略の本質が現れます。
メーカーは使う人の立場で商品やサービスを提供する、それは使う人の利害や価値観と一致しブランドが確立されます。
ここでメーカーがブランドが確立されたと安心してその後に何もしなかったらどうなるでしょう、おそらく折角確立されたそのブランドは長続きはしないでしょう。
つまり真のブランドにはなりません、偶然ヒットした一発屋と同じで一過性の単なる流行で終わってしまうに違いありません。
一旦確立されたブランドを維持すること、実はこれが本当のブランド戦略なのです。
確立されたブランドを維持することは並大抵の努力では継続できません、品質管理や修理などの保障サービス、そして継続した新商品の提供とブランドが確立されるまでの数十倍のお金と努力が必要となります。
これによってメーカーは多くのノウハウや優秀な人材を得ることになります、更には売り上げや利益は勿論のこと大きな社会的信頼・信用を得ることとなり、ようやくここで世界有数のブランドメーカーとして扱われることになるのです。
メーカーはユーザーに受け入られる商品やサービスを提供する、これはユーザーの満足度を満たしてヒット商品となりブランドが確立します。
確立したブランドを維持するためメーカーは更なる努力を継続する、努力が継続されたブランドは新たなる文化となりそのメーカーは世界的な信頼できる本物のブランドメーカーとなるのです。