代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/7/27時点

九十九ヒバはヒノキ科の園芸品種で細かく密生した枝葉が特徴です。
成長が遅く形が崩れにくいため、庭木や鉢植え玄関脇の植栽に適しています。
「ヒバ」自体は古くから縁起木・魔除けとされ防虫・防腐効果のある香り成分ヒノキチオールを含むことから、社寺や家屋の建材、神事の飾り葉にも使われてきました。
常緑で一年中青々と茂る姿は永遠や繁栄の象徴とされ北日本では玄関や軒に吊して邪を払う風習もありました。
九十九ヒバはその縁起の良さと育てやすさを兼ね備えた長く楽しめる植物です。
くらしの園芸
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テーブルヤシです、葉が重なり合っている状態ですがこれはこのまま放置しています。
テーブルヤシは株立ち型のヤシで、地際から複数の芽が出て新芽は常に中心付近から上へ伸びます。
葉柄が細長く広がる前に周囲の葉と重なりやすく、原産地の林床では日光を求めて密集しながら成長する習性があります。
そのため室内栽培でも葉が重なるのは自然な現象です。
ただし、下葉は光不足で黄化・枯死しやすく、放置すると病害虫の温床となることがあるので、枯葉や黄変葉は清潔なハサミで根元から切り取ってあげることが必要です。
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針葉樹としては比較的生長スピードが速い黒松。
生長時期は4月~6月なので、いまはゆっくり生長しています。
真夏は生長は鈍化するのですが、9月に入ると見た目は生長していなくても根が生長する時期になるようです。
夏の高温期を過ぎ、気温と土温が安定することで根の呼吸と養分吸収が活発になり翌春の芽吹きに必要な栄養を蓄えるためです。
この特長は落葉樹・常緑樹・多年草すべてに共通して見られますが、特に常緑樹(針葉樹含む)は冬でも葉を持つため、秋のうちにしっかり根を伸ばしておく必要があります。
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モンステラは本来生長が早い植物です。
ですが、生長スピードが急に鈍化しました。
葉焼けを気にしてあまり日光から遠ざけていた点とやはり室内で30℃を超える時期だからかと推測しています。
直接日光はNGですが、間接光でも明るい場所に置くことで様子を見ます。
あとは室温ですが、この環境で育ってもらうしかありません、こちらも様子見です。
工夫としては霧吹きで葉水をあげて温度を下げるようにしてみます。
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金のなる木、生長スピードはゆっくりです。
徐々に先端の葉が大きくなってきているのがわかります、若芽がある程度の大きさになるまでは生長が早いようです。
この金のなる木は日本では昭和初期から商売繁盛の縁起物として親しまれてきました。
その名の由来には諸説あり、有名なのは昔の商家では新芽や葉に五円玉を通しそのまま育てる習慣で、枝葉の成長とともに五円玉がしっかりと枝にぶら下がる姿はまるで木にお金が実ったように見えたことから「お金が成る木」と呼ばれるようになったそうです。
「五円」は「ご縁」に通じ良縁や金運を招く象徴とされ、開店祝いや新築祝いの贈り物としても広まりました。
一方でこの習慣は昭和期に園芸業者が考案した販売方法が発端とも言われています。
今もなお縁起の良さから多くの人々に愛され続けています。
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