東京ラボのベランダでカボスを育てています、実は昨年このカボスは地方オフィスの庭に植えたのですがアゲハ蝶の幼虫に葉を全部かじられて無残な姿になってしまったので今年の春に養生させるためラボに連れて帰ってきたのです。
この4月初旬のこと、驚いたことに昨年の秋に生みつけたのでしょうかアゲハ蝶の第一幼体が次々に孵化し、数日の間にまた出始めた新芽の幾つかをかじられてしまいました、虫眼鏡でくまなく探して3日間で計13匹の小さな幼虫を駆除しました。
よくアゲハ蝶を育てるためにレモンなどの柑橘系の木を育てている人がいるのですが本当に柑橘類の天敵はアゲハ蝶なのです、柑橘系の匂いを好むようです。
完全に駆除後には新芽がやっと開いてきて本来の姿を回復しかかっています、カボスなどの柑橘類は年間を通して葉を付ける常緑樹です、その常緑樹が丸坊主になったのですから今年は当然エネルギー不足で花芽を付けることもありませんでした。
5~6年生の苗ですから本来は昨年あたりに収穫できる果樹になっているはずなのですが虫害によって瀕死の状態で現在療養中なのです。
昨年無残にもアゲハ蝶の幼虫に丸裸にされ何とか新芽を出し始めた5~6年生のカボス苗
盆栽のように枝を剪定して樹形を整えるため針金で成形中
盆栽樹形の一つ「ほうき木」を意識して整えています

放置栽培の実験栽培として昨年サツマイモを放置栽培したオフィスにある畑に緑肥を埋めて姫カボチャを4苗植えました、植えた時期が3月下旬でその後に現地でマイナスになる日もあって植える時期が早すぎたのかもしれません。
その後2ヶ月後やっと元気に復調し花をつけるまでに至りました、ただ実ができるかどうかは解りません、次回訪問時に摘芯して脇芽を出させようと思います、ただちょっと弱っていたので摘芯するのを躊躇していたのですが、逆にここまで回復していると遅いかもしれません。
最も虫にやられて萎れかかっていた苗も花を付けました

こちらはまあまあ回復し摘芯してもよい状態ですが遅すぎたかも・・・

農地栽培において自然農を取り入れた放置栽培を実践するにあたり自作の木枠でレイズドベッドを造り、そこに各種の野菜を植えて実験を開始しています。
第三弾は4つめのレイズドベッドにナスを4株を植えました、品種は「長ナス」です、次期同じに別の畑には路地栽培で「水ナス」を植えました、こちらはまた別途記事を書いていきます。
ミニトマトが意外や元気に育ったので同じナス科ですから問題なく収穫できるとは思うのですが、やはりやってみないと解りません、農家ではなく家庭菜園ですからそこがまた植物育成の楽しみなのです。
4つめのレイズドベッドに長ナスを定植
乾燥防止で草マルチを施しておきます

農地栽培において自然農を取り入れた放置栽培を実践するにあたり自作の木枠でレイズドベッドを造り、そこに各種の野菜を植えて実験を開始しています。
第二弾は3つめのレイズドベッドにミニトマト2種を計4株を植え1ヶ月半後に開花しその2週間後には実を付けました、これは収穫量を見てみないと結論は出せませんが一応の成果が出たと思います。
肥糧もあげてないし水も天然の雨だけです、それでも底に入れた緑肥の効果と心配していたレイズドベッドの水持ちが意外やあるということが解りました、これは一つの成果です。
しっかりと美味しそうな実をたくさん付けました
次回の訪問時は2週間後ですから初の収穫できそうです
それにしてもトマトの茎はゴツゴツした木みたいな肌になるのですね

農地栽培において自然農を取り入れた放置栽培を実践するにあたり自作の木枠でレイズドベッドを造り、そこに各種の野菜を植えて実験を開始しています。
第二弾は3つめのレイズドベッドにミニトマト2種を計4株を植えました、購入してから日数が経っておりちょっと萎れ気味で不安があったのですが1ヶ月半後には肥糧もあげてないのに4株とも元気に成長を果たし花を咲かせました、なんという驚くべく生命力なのでしょう。
この実験はレイズドベッドの効果を検証するためのものですがほとんどの野菜が栽培できるのではないかという期待が持てます、底に緑肥を入れただけで化成肥料など与えなくても育ってくれれば一応の結果が出るのですが果たしてどうなるのか楽しみです。
定植1ヶ月めにミニトマトが花を咲かせました
ジャガイモも2つのレイズドベッドで元気に成長中
