水耕栽培を手軽に始められる水耕栽培キットでサンチュを放置栽培しました、この水耕栽培キットは植物育成用LEDライトと根腐れ防止の水中ポンプが付いておりボタンで全て設定できますので操作は簡単です、ただし詳しい育成用の説明書は付いてないのでカット&トライで工夫しなくてはいけません。
葉物野菜は割と簡単に育つのでコツさえ覚えれば新鮮野菜を収穫することができます、コツは植物育成用LEDライトの照射時間です、私はほぼつけっぱなしで育てていますがまったく問題ありません。
液肥は規定よりも薄い方がよく育ちます、濃くした場合は葉が硬くなる傾向がありますのでいろいろ試してみると楽しいと思います。
手軽に水耕差異が始められる水耕栽培キット

サンチュはかなり相性が良く簡単に育ちます

スポンジと液肥があれば誰でも簡単にルッコラの水耕栽培ができます、とはいえ重要なのが光ですから明るい窓辺に置くか植物育成用のLEDライトを使うのが失敗しない方法です。
育成温度は20度以上あれば発芽して元気に育ちます、逆に35度を超えると途端に成長を止めてしまいますので春と秋が季節的には適期です。
とにかく手間いらずで一度成長すると次々に葉を出してきますので10株もあれば週一で収穫できます、ルッコラは元々は雑草ですから非常に生命力が強くほぼ失敗は無いでしょう。
10株程度なら100均で購入した豆苗育成用のポットで充分です
場所も取らずに清潔に育てられます

3Cm角にカットしたスポンジにカッターで切れ込みを入れてその切れ込みに種を3粒程入れ水に浸せば根と芽を出します、成長が良い苗を選んで他は摘んでしまいます、その後明るいところに置くかLEDライトを照射するだけで成長していきます。
ニンジンを室内で作れるか実験しました、結果はコツを掴めば何とか作れることが解りました、要は品種と室温次第ということになります。
実験でしたのでプランターではなく6号のプラスチック鉢を使い半水耕栽培で試みました、半水耕栽培は培養土を遣わずに無機質のバーミキュライトを使い液肥で育てます。
品種は長さ10Cmほどのミニニンジンを選びました、どちらかというと根の部分よりも葉を収穫するタイプのニンジンを採用しました。
窓辺に置くだけでしっかり成長しています
種まきから2ヶ月目の段階ですでに葉はサラダなどに使えます

種袋の裏に書いてある説明通りで種まきから3ヶ月目で10Cmの長さのニンジンが収穫できました
ニンジンは密栽培可能ですので直径18Cmの鉢で12本収穫することができました
同時進行で早摘みダイコンも栽培していました

種を撒いて1週間に1度くらい液肥を追加する程度の放置栽培でもしっかりニンジンが収穫できました、手間要らずですので忙しい人でもできると思います、ただし水切れを起こすとあっという間に萎れたように枯れてしまいますので毎日のチェックだけは欠かせません。
昨年の夏に韓国の漬物用に作られる小さなダイコンを品種改良した早摘みミニダイコンを水耕栽培しました、ダイコンやニンジンは根を締める土壌が無いと根が太く育ちません、そこでバーミキュライトを土代わりにして水耕栽培しました。
バーミキュライトやパーライトは鉱物を焼いて作られた物質で有機物は一切含まれていません、従ってハイドロカルチャーと同様に半水耕栽培(セミハイドロポニック)という方式になります。
水耕栽培中のミニダイコン
葉の大きさは普通のダイコンとほぼ一緒で見事です
水耕栽培ではサイズ感からミニダイコンが精一杯です

1辺12Cmの育苗用スリット鉢を使いました

種まきから2ヶ月後に初収穫
直径9Cmで長さが約15Cmと種の袋に書いてあったサイズよりも大きいものが収穫できました

種まきから3ヶ月後
形は各種ですが丸々太ったダイコンがたくさん収穫できました

水耕栽培のコツは光です、自然光だとここまで大きくなりません、やはりグローテントと植物育成用LEDのパワーはすごいです。
そしてこのミニダイコンは非常に辛いです、本当にびっくりするほど辛いです、長野県の名産品で青くて小さなワサビダイコンというのがあるのですが、大きさこそ小さいのですが非常に辛いです、そのワサビダイコンと同じくらいの辛さです、これ蕎麦におろして合わせるとめちゃくちゃ美味いのです。
液体肥料も不要で水だけで栽培可能な超簡単水耕栽培を実践しました、それはスプラウトニンニクです。
水にニンニク塊の下部を浸しておくだけで芽を出しどんどん葉が成長し1週間で収穫可能です、収穫したスプラウトニンニクは芽を出していないニンニクの数倍栄養価が高く糖度も高く大変美味しくなります、オリーブオイルでソテーするだけでおつまみに最高です。
100均で買ったプラ容器に水を張ってニンニク塊を浸すだけ
容器についてくる蓋の真ん中を切り取るとサイズ感もぴったりです

10日後でこんなに葉が伸びてきます
ただし室温が20度以上ないと発芽しないし伸びません
実験では25度以上あると成長が早いので夏場はエアコンをつけない部屋に置くといいです

オリーブオイルと塩でソテーしたものを試食しました
比較のためスプラウト化しないものと味比べ
スプラウトの方が甘くて味が濃厚です
