2025年1月24日 07:00
暦の上では春とはいえ例年では2月に入るとは本来の寒さのピークを迎えます、しかし今年はこれまでに無く異常です、例年であれば3月初旬ごろから芽が動き出す盆栽植物や観葉植物の新芽が既に1月中旬の現在で吹き始めています、こうなるとゆっくりできません、植え替えを早めにやっておかないと根詰まりを起こしてしまいます。
今年は22年周期の太陽極大期のピークを迎えます、つまりこれ以上ない猛暑というより激暑に見舞われるということです、昨年も猛暑で各所の田畑が砂漠化し夏ごろから野菜が高騰しました、今年は更に被害が拡大する恐れがあります、農家の人は早めに策を講じた方がよいでしょう。
猛暑といえば温暖化が進み日本で栽培される野菜の種類がどんどん変化しています、そして昔ながらの野菜は平野部では暑すぎて育たないので山を切り開いてどんどん高いところへ畑を増やしている現状があります、また関東エリアでもバナナやパパイヤが庭先で栽培可能となっており千葉県産のバナナなどが出回るようになってきています。
一方で野菜の高騰が続くのが一つの要因なのかは不明ですが家庭菜園がブームになっているようで、ベランダ菜園用のプランターや野菜栽培用の土の販売数が急伸しています、100均ショップでも種や苗がよく売れています。
また小規模の八百屋が増えてきているのが面白い現象です、これらの八百屋の多くは外国人が経営しています、そこで売られているのは農家から直接仕入れてきた通常流通網が使えない規格外野菜です、したがって形は不揃いですが価格はスーパーの半額以下で飛ぶように買われていきます、農家も売る人も買う人も三方善しの商売は誰も損をしないスーパービジネスだと思います、健康のために野菜を摂り入れるようになった私も大いに助かっています。