2023年7月24日 08:00
期待していたことがその通りにならないと結構落ち込みます、特にビジネスでは商談の大幅な規模縮小や銀行融資の断りなどは本当に厳しいものがあります。
どうして期待が裏切られるのか、その根本原因は何でしょうか?
よく考えるとその原因はすべて自分にあることが解ります、行動のまずさやミスではないのです、完璧にやっても同じことです。
原因はたった一つ、それは自分の過度な期待感です。
商談の内容、相手の笑顔、飲食での話し振りなどで自分が相手の考えている以上の期待をしてしまっているのです。
例え相手が当所の内容より結論が変わってきても、それは相手の都合があってのことでありゼロにならないだけ良かったと考えるようにすれば、これも一つの商談成立であり一つの成功です。
ビジネスは自分の思うように行かないのが正常な状況です、相手あっての取引なのですから自分一人で決められる事など何も無いのです。
自分が後悔のないように今を精一杯やるべきことをやり、後は朗報をじっと待つくらいの余裕で構えていて正解なのです。
また、そういう余裕ある心に思ってもいなかった天からのご褒美が降ってくるものなのです、多くの場合に「待つ姿勢」は周囲も含めて状況のプラススパイラルを起こします。
成果を取りに行くような積極姿勢も時には必要ですが、私の経験上やることをやったらじっと待つ方が平和で幸福に過ごせます、そして大きな収穫を得ることが多いものなのです。
決してバタバタ動いて無理やりに取りに行くものではないです、それは「果報」じゃなく「獲物」という代物ですから。